学院怪談忌 呪われた箱 ACT7-3    継承者 Successor

勇気を出すのは怖かったけど、それでも令菜先生を助けることができた。

けれど、まだ何も解決していないのが一つ。

おい……よくも俺を怒らせたな!』

『血をよこせ! まだ終わっていないぞ!

九龍とランスロットは目を血走らせあたしの背後に襲い掛かる。

「はっ……いけない⁉ は?」

我にかえり、無意識にあたしは走り出していた。

(もしかしたら、あれに秘密が隠されているのかも。だったら……!)

「あった! これだ」

両方の蓋は開いたままだ。

その下をよく見ると、小さい何かが目にうつる。

「これって」

日記の切れ端だ。

こののせいで全てが狂ってしまった。なんとか呪いを解くための方法を必死に考えた。まるでに意思があるかのように。もしこれを開けてしまった者にこれを書きます

その下に、赤い血文字が書いてある。

どうやら呪文が書いてあるらしい。

だが、その内容があまりにも恥ずかしい。

けど…そんな事言ってられない。

「……イチかバチか」

逃がさない

これでようやく満たさせる

九龍とランスロットがあたしの首筋に犬歯を近づけようとしている。

「っ⁉ ええい、もうどうにでもなれ!」

あたしは、力強く血文字で書いてある通りに唱えた

主よ、よくお聞きください。あたしは二つのの新たな持ち主として……朝宮蘭は、二度と彼らの逆鱗に触れないことをお約束します……」

振り返って真剣な眼差しで九龍とランスロットを見た。

あなたを愛しています

なっ……⁉

二人の動きが止まり、突然しゃがみ込む。

二つのからあの甘い香りがしなくなった。

  • 2
  • 0
  • 0

幽刻ネオン

はじめまして、趣味は読書(ミステリー、ホラー、怪奇小説)とゲーム(リズム、ノベル)です。最近までネットで小説をかいていました。自閉症、トランスジェンダー持ちではありますが、無理なく仕事ができるように訓練しています。スピリチュアル(占いなど)が好き。 アニメ(ラブライブ)やゲーム実況(にじさんじ)にはまってます。 紡ぎ手として様々なことに挑戦していきたいです。

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内