#1 カンタ君逃亡劇

この少年を見つけたら連絡ください 
100万の賞金がかかっています

俺の名前は、姫路幹汰。
平凡な顔をしているくせに名前負けしているなw
と、バカにされ続けてきたがそれもその筈。

俺はどこにでもいる普通の中学生。
生まれつきの遺伝で背が伸びないため、この若さで身体の成長は止まってしまった。

損よりも得することが多いからこのハッピーライフを続けていたが、ある日、事件はおこった。

カンちゃん?こんなところにいたの?探したんだからー!
さあ、ママと一緒に帰りましょう!!

おいおい、うちの幹汰を誘拐ですかい?困るなぁ別嬪さんよぉ、場合とことによっては警察を呼びますぞ?

知らない大人が家族を装っておれを誘拐しようとする。
目的は・・・なんだ?
俺は、大人達から逃げるのが安全と考えた。
また、前の暮らしに戻るため…あの優雅で平凡な日常生活を送るために!!

―――姫路幹汰を生きて捕まえた人間に100万円を受け渡す
私のもとに必ず姫路幹汰を生きて連れて来たものには賞金を譲るー――

その音声は駅のTV画面に流れ同時に俺の名前と顔写真も全国に放送された。
そしてこの日、俺の人生は賞金首となり見知らぬ人間に追われ続け、
俺の逃亡劇が始まった。

カンタ……俺だよ俺…ほら、覚えてるだろ?
小学校のとき同じ委員やってた…

誰を信じていいのか分からない

あなたを助けるためにきたの!!私を信じて!!

金欲しさに近づいてくる知らない人間と、
本当に信用できる心強い味方を見極める心理戦が始まる。

カンタ……実はな、
私たちは本当の家族じゃないんだ

どれがウソで
どれがホントウなのか???

そして、俺に100万の賞金を懸けた何者かは
一体なんのために、こんなふざけたゲームを始めたのか…

第2話へ続く

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水樹

水樹

最初に絵を描き始めたのは小学生の頃でした。 それから、自分の世界観を文字におこしたり、絵にするのが趣味になっています!!

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