根拠のない「食べ合わせ」
皆様は、「食べ合わせ」というと、どんな食材の組み合わせを思いつかれますか。
筆者は、「鰻と梅干し」や、「天婦羅とスイカ」などが頭に浮かびますが、調べてみると、これらは今では「迷信」といわれている事がわかりました。
マイタケの天ぷらの画像
ただし、昔は鰻と梅干を一緒に食べると、鰻が悪くなっているのがわからずに食してしまい、食中毒になる可能性がある、
スイカは天ぷらと食べると胃液が薄まって消化不良を起こしやすくなる、という俗説があったようです。
実害のある「食べ合わせ」
今は、実際に実害がある「食べ合わせ」も発見されております。
「からしとお酒」「牛乳とトウモロコシ」「ナスと蕎麦」「大根と人参」などがあり、そのほかにもいろいろあるようです。これらには、消化不良を起こす、栄養素の吸収を妨げる、などの理由があります。
よい効果がある「食べ合わせ」
逆に、根拠のある「よい食べ合わせ」も存在します。
「納豆とネギ」「トマトとアボカド」「焼き魚と大根おろし」
「ごはんと酢」などです。
最初の3つは、栄養素の消化吸収をよくするものですが、最後の「ごはんと酢」は、糖の吸収を抑制する働きがあるそうです。
案外、ダイエットをしたいお人は、具に工夫をして適量のちらし寿司を食するのもよろしいのかもしれません。かんぴょうや油揚げや野菜だけを入れたものが効果的と思います。
皆様も、健康のために「食べ合わせ」を意識した食生活を心掛けてみられてはいかがでしょうか。
食べ合わせについて