九州の郷土菓子「かからだんご」
皆様は、「かからだんご」という九州の郷土菓子をご存じでしょうか。
サルトリイバラの葉であんを包んだ餅生地を包んで蒸してつくるお団子です。
蒸したてのかから団子をいただくと、サルトリイバラの葉の香りがして、なかなか趣のあるお菓子です。
かからだんごの画像
固くなりにくい餅生地
初めてこのお菓子を作って食べてみて、そのあと1日してから気が付いたことなのですが、余った「かからだんご」が、普通の餅生地よりも固くなっていないのです。
どうも生地にある程度薄力粉が入っているのが原因のようでした。
このかからだんごを郷土菓子として作っている地域は、もち米が手に入りにくい地域だったのと、農繁期の仕事の合間に作られていたので、長い時間おいても硬くならない必要性があったようです。
レシピの工夫
とはいえ、数日おくと硬くなってしまうので、もう少し柔らかく日持ちしたら面白いのではないか、と思いまして、
レシピに工夫をし、数日は硬くならない餅生地というものの開発に成功しました。
そのうち、このブログにて発表させていただきますので、楽しみにしていてください。
かからだんごの作り方