変わった食生活を送っていた天才学者様
皆様は、「天才学者の食生活」というと、どのようなものを思い浮かべられますか。
某映画に出てきたブラウン博士のように、自動朝食製造機があったらちょっと筆者は欲しいな、と思ってしまうタイプですが、設置する場所がないので断念しております。
学者の方々というのは、筆者が知っている限りでは、少々普通の人とは変わったところがあるものですが、
その学者先生方の中でも、マッドサイエンティストという評価をされる事が多いのが、ニコラ・テスラ先生です。
サラダの画像
この先生はベジタリアンで、「動物を殺して食べるのは無駄」という考えをお持ちだったそうです。
イヤリングをつけた女性が嫌い、とか、食器の体積を出してからでないと食事を食べる気がしない、とかいろいろおかしなこだわりがあったお方ですが、この程度ならなんとなく筆者は理解できるような気がいたします。
なかなか理解しがたい「天才学者」の感性
しかし、筆者がちょっと理解しがたい感性を持っているな、と思っている先生は、物理学者のリチャード・フィリップ・ファインマン先生です。この先生は、食後のデザートは「チョコレートアイスクリーム」しか食べないと決めておられるお方でした。デザートを選ぶ時間を節約するため、だそうです。
筆者などは、デザートを選ぶ余地がある状態なら、全部食べてみたいと思ってしまうようなメンタルの持ち主なので、ちょっとこのお方の精神構造は理解しがたいものがあります。
チョコレートアイスクリームの画像
また、このお人は日本にいらした時に栗の渋皮煮をとことん怖いと思った、と自著に書いておられるので、ぜひ話をして、価値観や感性についていろいろ聞いてみたかったと思いますが、もはや故人となっておられます。
筆者ももういい年なので、冥土に赴いてからの楽しみの一つになるのでしょうか。