パウダー加工で可能性が広がった「おから」
筆者は時々、豆腐を作る際にでる「おから」があまり利用されていない事を大変にもったいないと思っておりました。
かなりの分量が廃棄されるか、家畜の飼料となっているのですが、昨今、家畜たちもおからに飽きてきた模様です。
おから料理の画像
おから炒りに作ったり、ケーキに入れたりもしてみたのですが、水分を抜いたり、味が今一つなので黒糖をいれたりスパイスを入れたりと手間がかかりました。
しかし今は、「おからパウダー」という良いお品ができました。かなり分量も独特なにおいや味も抑えられた品物もできているので、これでおから料理の可能性が広がったと思っております。
とりあえず、筆者はダイエット中なので、1次利用と致しまして、食事をする前にスプーン1杯ほどのおからパウダーをコップ1杯の水に溶かして1分間かけて飲み、食事の腹持ちをよくする事に役立てております。
菓子作りにおからパウダーを利用
それから、前に生おからで作っていた「きらずもち」作りに挑戦しました。前はおからの風味を消すのに電子レンジで水分を飛ばしてから牛乳で煮込んだりしていたのですが、少量の牛乳で溶いたおからパウダーを使って、同じものができ、風味もよいものでした。
そして次は、フランジパーヌケーキでも作ろうかと考えております。アーモンドクリームとカスタードクリームを混ぜたものをフランジパーヌクリームというのですが、普通の状態だとタルト状のケーキしか作れません。柔らかすぎて、高さをだしたケーキにすると崩れるからです。
この欠点を解消するために、構造材としておからパウダーを使いたいと考えております。
しかし、今度は卵やアーモンドパウダーの値段が高騰しているので、もう少し懐が温まった状態の時に作ろうともくろんでおります。
どんなふうにできるのか、楽しみにしております。
フランジパーヌクリームのお菓子
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