ケチャップはもともと「しょっつる」?

いろいろある「ケチャップ」という名前の調味料

皆様は、ケチャップというとトマトケチャップを思い浮かべられると思います。

トマトケチャップの入った容器の画像

トマトケチャップの画像

しかし、世界を見渡してみると、

マッシュルームのケチャップ、フルーツのケチャップ、バナナのケチャップなどがあります。東南アジアの一部地域では、醤油に近い調味料のことをケチャップと呼びます。

ケチャップの歴史

どうしてこんな事になっているかというと、

もともと、ケチャップというのは、東南アジア奥地で作られた「魚醤」を指す呼び名で、それが欧州に輸出され、独自の進化を遂げたものだからという事になります。

「しょっつる」も「ケチャップ」?

ということは、秋田の「しょっつる」というハタハタの魚醤や、能登の「いしり」という魚醤もジャパニーズケチャップということになるのでしょうか。

欧州の方々は、古代ギリシャやローマ帝国のリクウェイメンやガルムといった魚醤を世にも恐ろしいと思っておられるお方が多いようですが、トマトケチャップはそこから派生したものと知っているお方は少ないようです。

皆様の中には、この話をしても、魚醤は自分には縁がないと思っておられるお方が多いかもしれません。

納豆のたれに入っている「魚醤」

しかし、市販されている「納豆」の中に入っているタレには、結構な割合で「魚醤」が入っておりますので、今度納豆を賞味される際には、注意して味わってみられてください。

ケチャップについて

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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