「ならず者のケーキ」という名前の修道院のお菓子
皆様はもうご存じと思いますが、筆者の趣味というか道楽の一つが、ケーキのレシピ開発になります。
現在進行形で取り組んでいるのが、イタリアの修道院の修道院のレシピ「トルタ・バスタルダ」というチーズケーキを現代風に、そして自分好みにレシピを調整することになります。
「トルタ・バスタルダ」とは、「仕方がないケーキ」とレシピの書いてある著者が訳しておりましたが、どちらかというと、
「ならず者のケーキ」という感じに訳した方がいいのではないかと筆者は考えます。
チーズケーキの画像
このケーキは、リコッタチーズとアーモンドパウダーとでんぷんと当時は貴重だったオレンジの砂糖漬けと、はちみつと卵で作った単純なものです。
ところが、これをそのまま記述通りに再現すると、かなり堅いチーズケーキになり、筆者の味覚には合いません。大概の日本のお方もびっくりするのではないかと思います。昔の修道女は歯が丈夫だったのでしょうか。
そして、リコッタチーズは現在の日本ではかなりお高いのです。
試作の繰り返し
そこで、リコッタチーズは水切りヨーグルトで代用する事にし、アーモンドパウダーの量を増やし、でんぷん質には味が目立たない片栗粉を使ってレシピより量を減らし、おいしいチーズケーキにするため、チャンスが来るたびにレシピ作り実験に挑戦しております。
「チャンス」というのは、プレーンヨーグルトの特売があった日と、アーモンドパウダーが入手できた日です。
筆者の家では、「カスピ海ヨーグルト」を手作りして常食しているのですが、水切りヨーグルトにしてケーキを作るには不向きは性質を持っているので、特売があったときに限って購入して水切りヨーグルトにしてケーキ作りを行っております。
筆者なりのアレンジレシピが完成したら、公開する予定でおりますので、楽しみにしていてください。