「鶏口となるも牛後となるなかれじゃないけど…」
「なに笑ってんだー(笑いながら)」
これらは先生に言われた言葉です。正確ではありませんが。
1つ目は、進学先を決める面談でいわれた言葉。近くがいいと思い、選択を変えませんでした。当時から人間関係を築けずにいたので電車などを使うのが怖かったと思っていたはずです。試験に落ちる可能性のほうが大きいとは思っていましたが、他を受けようと思えませんでした。他の選択肢を積極的に考えようとしなかった。もし不合格だったらどうなっていたでしょうか。そのころテレビで定時制高校のことをやっていて働きながら学ぶことは自分にとって社会に出る訓練になると思ったことはありました。それでもびびりで行動に移せませんでした。定時制か通信制か。言われた言葉については、もっと努力したほうがいいという意味だとそのときは理解しましたが、もっとランクを下げたほうがいいというアドバイスだったかもしれないと今思いました。実力テスト(今もあるのかわかりませんが)の結果はいつも悪かったです。なぜ受かったのかそのときもよくわかりませんでした。確か試験の点数または順番を入学後聞くことができると聞いて、聞きに行ったような覚えがあります。内容は覚えていません。高校に入っても勉強はせず過ごしたので、ランクを下げてもトップにはなっていなかったのは確かです。いまフリースクールや通信制の学校についてテレビで紹介されていたりします。自分のような性格・特徴であればそういうことも考えてもよかったと後悔しています。そういう選択肢を与えられていたら自分は今と違っていただろうか。隣の芝生は青く見えます。いきいきした姿を見ると、とてもうらやましくなります。環境を変えただけでうまくいくということはありません。そういうことを思うとき『スラムダンク』にそういうシーンがあったことを思い出します。助言を一度うけいれられるか。ああ、ぐちばっかりだ。成績が良くなるより、自分を肯定できる何かに出会いたかった。いまもその「そのまんま」から目を背けています。
2つ目は、体育の時間にボールを受け取ったときにいわれた言葉です。自分では気づいていなかったですが、いわれて意識してみたらものすごく笑っていました。すぐ抑えようと思いましたが、抑えられなかったです。自分にボールが回ってきたことがとてもうれしかったようで。あまり思い出したくない、思い出すと落ち込むことの一つです。この出来事を思い出すたびに自分は何で学校に通い続けることができたのだろうといつも思います。当時から何か少しいわれただけですぐ落ち込むほうだったのに。厚顔無恥。自分のことしか考えない、周りの状況を見れないことがあるという特性が、重度のひきこもりにならなかった理由のひとつでしょうか。そのため問題解決は遅れました。いまは障がい者です。働き始める前に問題を減らしておいたほうが生きやすくなると思います。大変でなくなるわけではないかもしれませんが。適応できないならその現実を認めて、適応する試みを行っていくのが近道です。そういう意味では、ひとやすみすることは悪いことではありません。そのうち自分の生き方について誰かと自分から話せるようになるといいですね。
(仮)思い言

カサネムカイ
考えることが苦手です。イラストを描くほうは全然だめで、ましなほうの文章の方を書いていこうと思っています。ただ、文章作成も苦手で、返信に30分かかったこともあります。この記事を少しずつ書いていくことで考えることの苦手が改善されていけばいいなと思っています。
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