泡だて器がなくて苦労していた昔
皆様は、お菓子やお料理を作る際に、「泡立て器」のお世話になっておられることでしょう。
しかし、泡立て器がない世界、というものを考えたことはおありでしょうか。
泡だて器の画像
シェークスピアが生きていた頃は、泡立て器が普及しておらず、手でケーキ生地を合わせ、メレンゲは小枝を束ねたものでボールの中の卵白を混ぜて作っていたそうです。
かなり大変な重労働だった模様です。
バルトロメオ・スカッピというルネッサンス時代の料理の大家だったお人が書いた本に、今のような泡立て器の図は載っているそうですが、一般に普及したのは、ルイス・キャロルやシャーロック・ホームズが活躍していた頃の時代になるそうです。ハドソン夫人は、おそらく泡立て器を使ってメレンゲを作っていたことでしょう。
泡だて器の使い勝手
泡立て器にもその人との相性というものがあり、特に力の弱い女性は、なるべく重量が軽い泡だて器を探して使うと良いと思います。メレンゲを作るのが憂鬱になると、なかなか菓子作りを行いたくなくなってしまいます。特に、業務用の泡だて器は、素人にはなかなか重くて制御できないものです。
なお、筆者はどうも電動泡立て器で作ったメレンゲを入れた菓子は今一つ口に合いません。
そこで、自分でお菓子を作る時にはメレンゲを手で泡立てております。
出来れば、人の手で泡立てたのと同じようなメレンゲが作れるプロ仕様の泡立て器が欲しいのですが、なかなか高価格で手が出ないし、台所スペースも足りないので、どうしようかと逡巡しているところになります。もう少し小さい、家庭用のものが出てくれないかな、と希望しております。
泡だて器について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A1%E7%AB%8B%E3%81%A6%E5%99%A8