少々気が咎める無水鍋の使い方
皆様のお家には、「無水鍋」はあるでしょうか。
筆者の家では、いろいろな料理に使って重宝しております。
鍋の画像
水を入れなくても調理できるので熱が早く食材に伝わり、
また、水溶性の栄養素が水に流出しにくい、というのが利点なのですが、筆者の家での昨今の無水鍋の任務は、「お粥炊き」なので、適材適所に使っていない感がありますが、分厚いので、熱の伝わり加減がよく、おいしいお粥になります。
ちなみに、何故頻繁にお粥を炊いているかと申しますと、お医者様に脂肪肝になる恐れがあるといわれ、ダイエットを敢行している時期だからという理由になります。
無水鍋の歴史について
昨今、無水鍋はどこでできたか、ということに興味が出てまいりまして、検索して調べたところ、タジン鍋なども無水調理器具の一つなのですが、日本においては、「広島アルミニウム」という会社様が、最初に無水料理ができる「無水鍋」を開発されたそうです。もともと日本にあった「羽釜」の原理をモデルとして作られたものでした。
台所の熱源が木や炭からガスに代わっても、美味しい御飯が炊けるように、というコンセプトで最初は製作されたものですが、今は、カレーやシチューなどの洋風煮込み料理や、家庭でのパン焼きにも使われております。
最初に無水鍋を開発された「田島忠雄」様は、この現状をなんとおっしゃるのか、聞いてみたいものです。かなりびっくりされることは間違いないと思いますが、具体的になんといわれるのか、気になります。
無水鍋について