冷蔵庫の歴史
今、どこの家庭でも置いてある冷蔵庫ですが、筆者は歴史について深く考えたことがなかったので、調べて書いてみることに致しました。
冷蔵庫の画像
一番最初にできた「冷蔵庫」は、氷の塊を使った庫内を冷やす方式で、アメリカのトマス・ムーアという人が作ってラテン語で「冷たくする」という意味の「refrigerator」と名づけました。
これが、今でも英語圏で冷蔵庫を意味する単語となっています。電気式の、気化熱を利用した冷蔵庫は、19世紀から20世紀初頭にかけて、いろいろな発見や開発が相次ぎ、複数の方式の冷蔵庫が作られました。そして、今までの氷冷式冷蔵庫は、「ice box」と呼ばれるようになりました。
ちなみに、こちらの氷冷式冷蔵庫は、今でも日本の一部のすし店や料亭などで現役で活躍しているそうです。冷え方がマイルドで食材に良いとの評判です。
冷蔵庫の「意外な使い方」
余談ながら、「冷蔵庫」は、真冬のシベリアでも活躍しております。外に出せば冷やす必要のない状況ではあるのですが、
凍っては困るけれど、冷やしておきたい物の保存や、外でカチカチに凍った食材の「解凍用」として使用されているそうです。
冷蔵庫の未来
先日のブログにも書いたように、CAS冷凍方式の冷凍庫も高価ですが市販されるようになってきているので、
もしかすると、冷凍庫に10年前の果物が入っていて、解凍すると生とほとんど遜色なく食べられる状況の未来が来るのかもしれません。
筆者と致しましては、どうもこれから食べ物の生産が不安定になり、流通も滞るような嫌な予感がしているので、この技術が福音になるといいと思っております。
とりあえず、CAS冷凍で生キャビアや生すじこ、生いくらなどが良い状態で流通するようになるといいと考えております。
冷蔵庫の歴史