以前ジョギングをしていたことがあります(ジョギングといわせてください。運動が苦手だったのでランニングという言葉はあまり使いたくないのです)。そのときはまだ焦りがあり、何かしてみようと思って始めたのではなかったかと思います。初めは500mゆっくり走り続けるのも大変でした。ものすごく疲れて嫌になる日が続きました。1kmくらい走れるようになったのは、1カ月くらいたった頃だったでしょうか。2,3km走れるようになって、スピードを上げられるようになったころから楽しく感じ始めたと思います。成長を感じられるとうれしくなりますね。少しインターバルトレーニングのようにしてみたり、とにかく全力で走ってみたり。インターバルトレーニングのようなことをすると速く走れるようになってくるので、どのくらい速く走れるか試してみたくなってしまって。楽しく感じるようになってからも、疲れるのでさぼったことも何度もありました。距離が8kmくらいになってくるとまた苦しさが増えた気がします。何を思ったか、夜長い距離を走ったことも一度あります。2時間半くらいだったでしょうか。疲れました。思ったより速度を保てたことは意外でした。
以前「憩いの森」を2回くらい走ったことがあります。起伏のある場所を走るともっと速くなるのではないかと。そのころは5kmくらいは止まらずに走れるようになっており、自分なりに意気込んで行きました。突然坂で始まり、3秒後には歩いていました。普段走っていたのは平地だったので、登るのは慣れておらず、そういう筋肉がついていなかったと思われ、その少しの距離でものすごく疲れて、やる気を失いました。それでも意地になって進みました。少し細くなっている箇所を恐る恐る通ったり、登りでまた歩いたり。ぬかるんでいたところゆーっくり下りたり。木がない所に出て、もう少しかと思いながら進んで。疲れたのでしばらく休んでから帰宅しました。自転車のペダルが重かった。
どのときだったかは忘れましたが、1人で走っていて不安になったことがありました。クマに襲われたら、、、などと考えると無事帰れるのかと思ってしまいます。自分のような者は人の中で生きるしかないと再確認しました。次の日には、もうそのことは忘れていましたが。
坂の部分を思い切り駆け下りたこともあります。アニメのようなことをしたらどうなるのだろうかと(『~の城』だけでわかる方もいらっしゃるでしょうか)。始めた瞬間に後悔しました。ほんとに止まらなくなるんですね。木に何回か手を伸ばしてようやく止まることができました。止まってよかったと本当に思いました。止まれなかったらどうなっていたか。いやー、怖かった。