お米の研ぎ方の変遷

筆者の自宅の炊飯事情

皆様は、ご家庭でお米を研いでご飯に炊くという作業をどのくらいの頻度で行っておられますか。

筆者の家では、1度に5合ほどを炊飯器で炊き、炊いたご飯を冷凍保存して食しているので、週に1回程度炊飯をしております。

ごはんと卵の付け合わせの画像

ご飯の画像

精米技術の変遷と現在のおいしいお米のとぎ方

実は、戦後のお米と現在のお米では精米技術に差があるため、研ぎ方も変えないと美味しく炊くのが難しい、という事情があるのはご存じでしょうか。

昔は、お米に残っている「ぬか」という成分を取り除くために、音を出す程度の激しさでしっかり研ぐ必要がありましたが、今は「ぬか」成分が少なくなる精米法で作られている為、

音が出ないようにさらさらと30回くらい研いで、水を6回か8回換える、という手順で研ぐと美味しく炊くことが出来ます。

出来れば米を研ぐ時には炊飯器の内がまではなくざるを使うとこの作業が楽になります。ざるは金属でも竹でも材質は問いません。

また、水を切って30分くらい置き、炊飯器の内がまに入れて10分くらい浸水するとよいのは、今のお米も昔のお米も変わらないようです。

備蓄米を食するときのコツ

今話題の備蓄米は、浸水時間を長くして炊くと良い結果が出るように思います。

もっとも、冷凍すると味が落ちるので、食べきる分だけ炊く方法をとると良いと思います。

皆様も、美味しいご飯ライフをお楽しみください。

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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