花の入っていないジャスミン茶

苦手なフレーバーティーの例外2種

昨今、お茶の樹のお話を書かせていただきましたが、

今回はもう一つ、お茶についてのお話を書いてみたいと思います。

筆者は、フレーバーのついたお茶というのはあまり好まないのですが、例外はジャスミン茶とアールグレイティーです。

ジャスミン茶というものは、ジャスミンの花の香りを緑茶につけたお茶で、アールグレイティーは、ベルガモットの香りを紅茶につけたお茶になります。

アールグレイティーについては昔書かせていただいた事があるので、今回はジャスミン茶について書いてみたいと思います。

ジャスミン茶の画像

花びらが入っていない、「最高級のジャスミン茶」

ジャスミン茶はよく中華料理店で供されるお茶として、皆様にもお馴染みのことと思います。

白い花が入った緑の茶葉を思い浮かべるお方が多いと推測いたしますが、実は、最高級のジャスミン茶には花びらはまったく入っておりません。

ジャスミンの花びらの香りを何度もお茶の葉に移す作業を行うことによって、芳香を放つお茶に仕上げていくのです。

「ジャスミン茶」の名前の由来

ジャスミン茶、と日本語では言い慣わしておりますが、中国語では、「茉莉花茶」と書いてあります。これは、ヒンズー語のジャスミンを表す「マーリシャー」の発音の当て字となっております。現在のインドでも、この名前の女の子がいると聞いております。

ジャスミン茶と同じような系統のお茶に、沖縄の「さんぴん茶」がございますが、どうもこちらは筆者の感性に合っていません。発酵したお茶の香りがジャスミンの香りとぶつかり合ってしまう為でしょうか。

筆者の愛飲しているお茶

余談ながら、筆者が今愛飲しているのは、静岡の和紅茶です。香りがよく、味のバランスがとれていて、お値段もお手頃だからという理由になります。

昔の和紅茶は少し外れた味がするお品が多かったように記憶しておりますが、それはどうも茶師の方々が「どういう味がおいしいと評価される紅茶か」というのが分かっていなかった為のようで、現在は味の調整がうまく行くようになり、国際的な和紅茶の評価も高まって来たのを筆者は嬉しく思っております。

そのうち、国産の最高級ジャスミン茶もできるのでしょうか。

ジャスミン茶について

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%B3%E8%8C%B6

アールグレイティーについて

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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