食材としての「ウツボ」のお話

うまく調理すればおいしいのですが・・・

皆様は、「ウツボ」という魚を食した事はおありでしょうか。

筆者は、何度か食した事があります。

うつぼという魚の画像

ウツボの画像

このお魚は、上手に調理するとゼラチン質と上品なお味の白身が楽しめますが、下手に調理すると最悪に不味くなる、というお魚なのです。

体の表面のぬめりをどう処理するかが大問題で、ウツボ加工先進地である高知あたりでも、きちんと処理できるまでに10年かかると言われているそうです。

古代ローマのご馳走

昔は古代ローマ皇帝の宴会でも出されていた、という記録があるので、その頃のローマ帝国には上手に料理できる人がいたようですが、現在のイタリアではいない模様です。

ウツボの加工技術の一般化を希望

このお魚は、地球温暖化とともに生息地が北上してきているようですし、ウナギの代用としてもそんなに齟齬がないお味なので、是非、工業的に処理する技術が広がり、広く美味しく食べられるようになると、日本の食料事情にも福音になるのではないかと、筆者は考えております。

また、中国の海から遠い地域では高級料理としてうつぼが供されるいう話ですので、輸出品になりうるかもしれません。

うつぼ料理について

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A4%E3%81%BC%E6%96%99%E7%90%86

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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