あんぱんの歴史

元武士が開発した「あんぱん」

今、某放送局のTV番組で有名になっている「あんぱん」ですが、

切って中身が見えるようにしたあんぱんの画像

あんぱんの画像

そのあんぱんの歴史について今回は調べてみました。

初めての「あんぱん」というものは、明治時代の士族だった

「木村安兵衛」という人が作ったものでした。

武士としての仕事がなくなったのでパン店をはじめられたそうですが、外国人しか買いに来るお人がいなかった為、日本人向けのパンを、ということで開発されたようです。

イースト菌ではなく、酒種発酵で作った生地に、小豆餡を包んで焼いたものが、明治天皇陛下に献上されて御用達になったことから話題となり、ヒット商品になったそうです。

ここから、各地であんぱんもいろいろなレシピで作られるようになり、ジャムパンやクリームパンというものもこの技術から派生してできていったそうです。

海外の方々の「あんぱん」への反応

しかし、海外のお人にジャムパンやクリームパンを見せてみると、「中に何が入っているかわからないから怖い」というような事をおっしゃる人が結構おられるので、感性の違いというものを感じます。

そういうお方でも、某メーカーで出されている完全に中身が見えないランチパックやピロシキの類は全く抵抗を示されずに食べられておられるのが不思議なところです。

ちなみに、この「木村安兵衛」様のお店は、今の木村屋として現在でも営業し、酒種あんぱんを作り続けておられます。

これからの日本風パンの展望

聞いた話によると、今、フランスでも日本風食パンが販売されているそうなので、中身の見えないアンパンやクリームパンがパリの街のブーランジェリーに並び、皆様が抵抗なく食される日も来るのかもしれないとい筆者は考えております。

あんぱんについて

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%82%93%E3%83%91%E3%83%B3

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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