レジンのタツジン!
―苦手なものは他に任せてもいいんだよ―
見てくださって、ありがとうございます。もちだ ちよ子です。
不器用を煮詰めたような私(ちよ子)が、クリエイティブすぎる7歳の娘(くるみ)とハンドメイドしました。
不出来さも幼さも、成長の過程としてお楽しみくださればうれしいです。
なんの知識も経験もないままレジンを作り始めた私と娘。
それでも作る回数を重ねるごとに、欲が出てきます
くるみ 「レジン接着は楽しかったし、快適だったね。」
(あまり強度が必要でない部分は、レジン接着を活用するのもいいですね。)
ちよ子 「なんと言っても美しいからね。」
くるみ 「絵は描けないかな。例えば上履きとか。」
やってみました。サイズアウトした靴で実験です。
ちよ子 「何度光に当てても、ずーっとぬっかぬかしてるよ。」
くるみ 「本物のお日様に当ててみようか。」
4時間ほど外に出してみました。まだまだ。
次の日も4時間くらい外に出してみました。
そしたら。
色がどんどん抜けていきます。しかも靴の裏側というんですかね、肌に接する部分がいつまでも油っこい。硬化していないレジンは、アレルギー症状を引き起こすこともある危険物です。そんなものは学校には持っていけません。
きれいでしたが、不採用。
レジンで作ったパーツを接着剤でつけた方がまだマシだったかもしれません。


くるみ 「デコパージュにした方が簡単だったんじゃない?」
ちよ子 「じゃあやってみよう。」
デコパージュ液を薄く塗った上履きに、薄紙(ペーパーナプキンを使いました)を乗せ、さらに上から液を液を塗ります。一日乾くのを待って、また塗ってを3回。2~3回塗れば良いらしいので、念のため多いほうで。表面は何度塗っても凸凹しています。
そして、二週間乾かしましたが、いつまでもぬっかぬかしています。
百均で買ってきた「トップコート」用のデコパージュ液を塗ってみたら、少しはマシになりましたが、積極果敢に埃を吸着しそうな雰囲気。
そこを押して、娘に一週間学校で履いてもらいました。
二週間履いた感じくらいの汚れ具合でした。
使用後、いつも通り手洗いしましたが、はがれたりなどはなかったです。
ちよ子 「これ、来週以降も履きたい?」
くるみ 「履いても問題は少ないと思うけど、
安物な上にサイズが大きすぎるから、靴擦れがひどい。
もう少し大きくなってから考える。」
デコパージュも、きれいに仕上げるにはまだまだ練習が必要なようで。カワイイを作るのに楽な道などないのかもしれません。
もっと言うなれば。レジンにはレジンの良さが溢れているのだから、レジンにわざわざ苦手なことをさせなくても良かったんじゃないかと思いました。(やる前に分からないポンコツさが私たち)
だがしかし。「やらんでいいこと」が分かったのは、「やった方がいいこと」を分かるための大事な一歩。前に進んだものといたしましょう。
レジンのタツジンへの道は、果てしなく続きます。
