何故世界中に人を派遣できる財力があるか
皆様も、あちこちで「ギネス記録」という言葉をお聞きになられた事がある事と推測いたします。
ギネス認定書の画像
実は、この「ギネス記録」「ギネスブック」の主催者は、最初はアイルランドの「ギネスビール」を作っている会社の社長様だったのです。現在はギネスビールの会社から独立したロンドンを拠点とする会社が営業しております。
しかし、なぜ世界各地に記録認定人を派遣して記録を掲載する本を出版する資力ができたかはご存じでしょうか。
工場の土地代が格安で利益は莫大
実は、ギネス社の工場の土地というのが、創設者アーサー・ギネスという人が年間45ポンドで9000年というとんでもない契約を結んでいて、今もその契約が生きているのです。
アーサー・ギネスが生きていたころの45ポンドはある程度の大金でしたが、だんだんと物価が上がって貨幣価値が下がり、今は庶民のお財布に入っている金額で、その差額でギネス社はかなりの利益が出ている模様です。
それゆえ、ギネスブックのようなことをしていても採算が合う状態になっていたようです。
お菓子にも使えるビール
ちなみに筆者は、ケーキを作るときにこの「ギネスビール」を使うことがあります。レーズンを混ぜて作る「ポーターケーキ」と呼ばれるタイプのケーキで、なかなか美味なものです。
皆様も、機会があればお試しください。
ギネス記録について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%8D%E3%82%B9%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A8%98%E9%8C%B2
ギネス社の土地の権利について
ポーターケーキについて