「ポテトサラダ」に関するエピソード
皆様は、「ジャガイモ」はお好みでしょうか。
筆者は、ポテトサラダにして食するのが好きです。
ポテトサラダの画像
何やらネット空間で見ていると「ポテトサラダ」をお惣菜売り場で買っていた女性が、年配の男性に「それくらい自分で作れ」と言われた、というような話が載っておりました。、
まず、ポテトサラダの具を切って何種類かそろえ、ポテトを加熱してマッシュしてマヨネーズと混ぜ、具と混ぜてサラダにするのは結構な手間です。最低30分はかかる料理と思わなければなりません。この年配の男性は、そこのところがわかっていなかったのでしょう。仕事で疲れきって家に帰ってきて、最初からポテトサラダを作る体力と気力がある人は少ないと思いますいますが・・・・
ジャガイモの生殖方法
さて、ジャガイモというのは、基本的に栄養生殖というものを行います。私たちが食べているポテトの部分を消毒して土に埋めると、新しい植物体になるのです。そして、このポテトの部分はサツマイモと違って根ではなく、地下に通っている茎の部分なのです。
食用ジャガイモ品種の起源
昨今の論文で、どうもアンデスの山中に生えているジャガイモの原種と思われていた野生の植物は、今、私どもが食している栽培植物であるジャガイモの直系の先祖ではないらしい、という事が分かった、と書いてありました。
なんと、トマトと他の植物の交雑でできたものが、栽培ジャガイモの直径の先祖らしい、とその論文には書いてあったのです。
という事は、もしかするともっと開発が進めば、実をトマトとして食べられ、地下茎はジャガイモとして利用できる作物も作れるようになるのでしょうか。
そこまで植物を搾取するのは悪いような気も筆者は致しますが・・・・
今、ジャガイモはその生産効率の良さから、いろいろな条件で栽培できる品種改良をしようと、科学者の方々が必死になっているそうです。熱帯雨林地域にて栽培できるジャガイモを開発しようとしている先生の話も聞いたことがございますが、アンデス山脈の高標高地原産のジャガイモを熱帯雨林気候に適応させるには、筆者の感覚ではあと1世紀はかかりそうな気が致します。アマゾニアのマンジョウカの収量を多くして熱帯雨林地域に適応させるほうが早道なのではないかと思いますが、この植物は毒抜きの手間がいる作物なので、どちらも時間がかかるのかな、と思います。
どちらにしろ、結果が出て食糧問題が少しでもよくなる事を願っております。
ジャガイモの原種について