初夏の楽しみの果実
皆様は、初夏の一時だけ日本に入荷される「ライチ」はお好みでしょうか。
筆者は昔、「聊斎志異」という古い本で「江南の茘枝の果実の殻」という記述を見て、どんな果実だろうと妄想していたのですが、
成人年齢になってしばらく経った頃に、果物店に入荷するようになり、おいしい果物と思うようになりました。
ライチの画像
ライチの殻の色についての誤解
その当時は空輸物だったのか、ライチの殻は茶色だと思っていたのですが、昨今は国産ライチも日本のあちこちで作られるようになり、殻がもともとは赤い事を知りました。そちらの方が、農薬の匂いもせず、たいそうおいしいものです。お値段もそれなりのお高い価格ですが、もっと生産されるようになれば、価格も下がってくるのではないかと期待しております。
もっとも、沖縄にてライチの栽培を試みたお人がおられたのですが、台風のたびに折れてしまって、なかなかうまくいかないようなので、本州の南の方が、これからの国産ライチの主要産地になるのではと推測しております。
新しくできた種無しライチ
また、このブログを書くために調べておりましたところ、ベトナムにて種無しライチが品種改良でできた、というニュースを見つけました。興味深い話ですが、種のある果物は、大概種回りがおいしいので、どんなものかと思います。デラウェアのような感じのライチになるのでしょうか、話の種に食してみたいものです。
筆者のこれからのライチについての希望
また、旬の期間がごく短いのも少し残念に思っております。四季のいつでも食せるようになっても興覚めと思いますが、年に2回くらい収穫できるように品種改良していただけると、なお嬉しいと筆者は考えております。
ライチについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B7
種なしライチの話
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b4f956dd566a560b872ba9ce5deaeb5d3969c6c