イケてるモリの美女(自称)と眠れぬ母の事情
クリームアートの沼
ー出会ってすぐ夢中になりましたー
見てくださって、ありがとうございます。もちだ ちよ子です。
不器用を煮詰めたような私(ちよ子)が、クリエイティブすぎる7歳の娘(くるみ)とハンドメイドしました。
不出来さも幼さも、成長の過程としてお楽しみくださればうれしいです。
昼も夜もレジンと格闘する私と娘。
でもなかなか上手くはなりません。気泡は入るし、表面は歪むし、ざらつくし、色は思ったように出ないし。普段の私(ADHD)は秒で投げ出すのですが、今回は凝り性の娘が許してくれません。
毎回大量に出る、納得のいかない作品たち。これらを有効活用する術はないか。
考えあぐねていたら、出会ってしまいました。フェイククリーム。イミテーションクリームとかクリームデコとか色々呼び名はあるようですが、お菓子っぽい小物を作るときの、上の方にクリームっぽくしぼってあるアレです。量が少ないものなら百均で売っています。
これを絞ってごまかしてしまえばいいのです、きっと!
クリーム絞りすら失敗したら、小さいデコレーションパーツでもつけてしまえば、さらにごまかせるかもしれません。できたものは、髪留めなり何なりに加工して、壊れるまで使い倒せばよろしい。
ちよ子 「さあ、失敗作をどんどん持って来たまえ。」
くるみ 「盛れば盛るほどごまかせるんだね。」
一定数の女児には「モリ期」があるように見えるのは気のせいでしょうか。
娘がSNSでチェックしている皆さんも、ギャルファッションやらロリータやら独特の衣装やらで、頭も服も持ち物も、これでもかという程盛(も)っていらっしゃる。
くるみ 「わたしも盛るのは得意だから任せて。
特盛マシマシ全部乗せで、最高に映えさせるからね!
失敗レジンだけじゃ足りないよ。
うちにクリームが盛れるタイプの前髪クリップもあったよね。
キーホルダーにも盛れるよね。
他にも色々できるかも。
全部可愛くしちゃうからね~!!」
なるほど、盛っています。
予算度外視です。
怖いですねえ、怖いですねえ。
色んな意味で夜も眠れません。
一袋数百円のデコパーツではありますが、数種類組み合わせるとなると…
しかもハマると作業が止まらないうちの娘。
夕飯のメインディッシュ、毎日モヤシ炒め決定です。
おやつはパン耳、幸せをセットにして売ってくれるハンバーガー店にも当分行けません。
くるみ 「まあまあ、そう言わず。立体に積み上げないだけマシだと思って。」
ちよ子 「パーツ一個一個が特売菓子パンより高いと思ってね?(大げさ)」
しかし、生まれた時から盛りとか映えとかに敏感な世代。色彩感覚など、さすがだったりもします。さて、ここから娘の爆盛り祭りが始まりますので、もう少しお付き合いください。
※一番下の写真で、クリームがダレているもの(ピンクのアイスクリームが乗ったキーホルダー用プレート)がありますが、あれは「もっと艶がほしい」などと欲張って、レジンでコーティングしようとした結果、クリーム全体をダメにしてしまった悪い例です。これからクリームアート沼にお越しの皆様方は、同じ轍を踏まれませんよう。





