「ポン菓子」が日本に普及した経緯
皆様は、「ポン菓子」はお好きでしょうか。
筆者は、あまりたくさんは食べませんが、好みの食物の一つです。
しかし、昨今ネットに載っていた「ポン菓子」の機械を作って普及に貢献した女性社長様の話をネットにて拝見し、なるほど、こういう背景があったのか、と関心を持ちました。

その話の中でとりわけ驚いたのが、雑穀を完全に火を通さないで食すると、消化不良でお腹を壊してしまうという現象が起き、食糧難、燃料難の戦中にそのためにやせこけたお子様が多かった、という事です。
そのため、消化が良くおいしいお菓子を子供たちに供したい、とポン菓子事業を志す事になったのだそうです。
穀物を食べてもそういう事があるのか、とびっくりしました。
企業による社会貢献の好例
この元社長の女性は、物理学専攻のよき家庭のお嬢様で、なかなか周囲の賛同や協力を得られない中で自分の意思を通し、会社を興し、戦後の子供たちに笑顔を与え、傷痍軍人の職業も作ったそうです。こういう事を実行するのが、事業家の真骨頂だと思います。
また、筆者は小さいころ、玄米を食してお腹を壊したことがあり、おそらく、消化器が完成していない時期に繊維の多いものを食したために、このような現象を起こしたのだろう、とやっとわかりました。
そろそろ消化器は成熟しているはずの年齢なので、今食すれば、玄米飯でもお腹を壊さない可能性もありますし、また、お粥等にすれば全く大丈夫だった可能性もあります。今度、米穀店で玄米を購入して試してみようかと考えております。
タチバナ菓子機 吉村利子元社長のお話
https://www.kitakyushu-museum.jp/ext/twu/docs/0621.pdf?1544670965