某漫画に出ていた高級魚
少し前に、「ヒメジ」という魚が古代ローマでは高級魚として扱われていて、養殖も行われていた、と某漫画に描いてありました。
そこで、筆者はどんな魚か調べてみたくなり、検索をかけてみる事に致しました。

「ヒメジ」と呼ばれる魚の画像
日本の鯛よりも高級かもしれないお値段
なんでも、ひげがあるのが特徴の魚で、
養殖物が当時の古代ローマで1匹1セスティルス、今の日本円で大体3千円くらいで取引されていたそうです。
かなり高価な魚だった事がわかります。
この魚は今でも欧州圏では高級魚として扱われていて、現在の為替レートで8000円程度という事ですから、古代ローマ時代から見ても随分と値上がりしたという事になります。
ローマ時代の養殖技術がいったん途絶え、最近になって天然ものが少なくなったため、また養殖されるようになってきた、という事のようです。
とはいえ、古代ローマではおそらく幼魚をとってきて大きくする養殖法で、
今は卵からの完全養殖が行われているとの事なので、難易度はかなり違います。
日本ではあまり食されず、釣りの外道魚として扱われているそうです。
白身でおいしいとの事なので、勿体ない話です。
いずれ筆者も、何らかの形で食してみたいと思います。
日本でも始めたら面白いかもしれないヒメジの養殖
ここまで書いて考えたのですが、
ヒメジの養殖技術を欧州から導入するか、日本で新たに開発して輸出商品にするのも面白い試みかもしれません。
筆者の読んだ某漫画は、結構人気が出たものなので、もしかするとこれをきっかけにヒメジの人気が出るかもしれない、とも思います。
ヒメジについて