キャベツのお話

我が家のキャベツの主な調理法

このところ野菜が高騰している折ですが、

皆様は「キャベツ」はよく食しておられますか。

筆者の自宅では、千切りにして洋風の料理の付け合わせにする他に、茹でて削り節をかけて和風のお浸しにして食したりもしております。

キャベツの画像

キャベツの歴史

最近価格が安定してきた模様で、よく我が家の食卓に上るので、原産地などを調べてみたくなりました。

調べてみると、あまりにも古くから栽培されている野菜で、かつ、品種改良も進んでいるため、複数の原種植物があり、欧州各地がその原種植物の自生地となっている、という事がわかりました。

イギリス、フランスの海岸地帯や、地中海沿岸の地域に、主に現種と推測される植物が見つかっているそうです。

日本では江戸時代末期にオランダからもたらされ、明治時代に、捨てるところなく丸ごと食べられるということと、食生活の洋風化で食用として広まりました。今では、日本にもキャベツの名産地があります。江戸時代の昔は、オランダ人在住の出島だけで食用にされ、観賞用として細々と栽培されていた事を考えると、キャベツ農業は随分発展したものです。

実は、白菜の方が古くから入ってきたように思われていますが、明治時代に入ってきて、日清、日露戦争の頃から栽培が始まったと言われていて、意外な感じもありました。

普及していない「欧州風キャベツの漬物」

キャベツ料理といえば、千切りにして揚げ物の付け合わせや、炒め物、ロールキャベツ、コールスローなどが挙げられます。しかし、ドイツやロシアで作られるキャベツの漬物の類が日本に普及しなかったのを不思議に思います。

日本人の味覚に合わなかったのか、それとも、古くから漬物文化があるので、そちらと競合して普及しなかったのでしょうか。どなたかわかるお方がおられたら、説明していただきたいものです。

キャベツについて

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99%E3%83%84

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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