時代とともにお手頃になってきた果物
皆様は、キウイフルーツはお好みでしょうか。
筆者が子供の頃はわりに高価な果物で、横に2つ割りにしてスプーンで食していたものです。

キウイフルーツの画像
昔は、輸入品しかない果物でしたが、
今は日本の風土にも適応した品種ができたようで、日高見の地にある一軒家でも、キウイフルーツが実っているのを見かけます。
キウイフルーツの歴史
「キウイフルーツ」という名前は、ニュージーランドに生息する原始的な鳥「キーウィ」に似ている事からとられたものですが、キウイフルーツの原産地は中国になります。
中国原産の「オニマタタビ」と呼ばれる果樹が、ニュージーランドで品種改良されてキウイフルーツとネーミングされて世界各地に輸出され、現在に至ります。
日本にも近縁種の「サルナシ」という果樹が野生に存在しております。こちらも甘くて美味で、筆者はどちらかというとサルナシの方が好みなのですが、輸送の途中で傷みやすいという欠点があり、たまにしか食せない状況となっております。
日本での品種改良の試み
昨今、香川県某所にて、現地に自生するサルナシとキーウィフルーツの交雑種を作り、名産品にしようという試みがなされ、ある程度の成功を収めているようです。「さぬきキウイっこ」という名前で市販されているようですが、香川県は昔から干ばつになりやすいので有名な土地で、かつ、今年の夏は異常に暑い日が続いたので、収穫がどうなるのか、他人事ながら心配しております。
キウイフルーツのいろいろな使い方
また、キウイフルーツは、生食するだけではなく、ピューレ状にして肉を漬け込んでおくと柔らかくなったり、若い枝をネコ科動物に与えると喜ばれたりもします(マタタビ科の植物なのです。)。
また、ジャムにしてもなかなかいいので、皆様もいろいろと活用してみてください。
キウイフルーツについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84
さぬきキウイっこについて
https://www.pref.kagawa.lg.jp/seiryu/fruits/sanukisanfruit/items/sanukikiwikko.html