パン生地に直接電気を通して作るパン
皆様は、「電気パン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

山形食パンの画像
パン生地やホットケーキミックスの生地などに、直接電気を通電して、「ジュール熱」というものを発生させ、内側から発熱させてパンやケーキを焼き上げる、という技術になります。
戦時中にできた技術
元々は、先の大戦の折、戦時中の電気や熱源が乏しいという事態や、炊煙で敵に位置を知られないように調理をする、という必要から生まれた技術になります。
戦後数年ほどは、あちこちでこのあまりエネルギーを使わずに作れる「電気パン」が作られていたようですが、エネルギーに困らなくなると、一般では殆ど見られなくなりました。
パン粉の焼成に現在も使用されている
しかし、パン粉を焼成する工場の現場においては、パン粉の製造に普通のオーブンでパンを焼いて粉にする方式とともに今でも採用されております。見た目の良い白いパン粉を作ることができ、持ち帰りの総菜に適している性質を持つパン粉になるからです。
思いがけない形で、先の大戦の窮地時に作られた技術が現在に役立つという事態になっております。
世の中はわからないものです。
これからの未来でも、思いがけない技術が思わぬところで脚光を浴びると予想しているので、筆者は未来を楽しみにしております。
「電気パン」について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%83%91%E3%83%B3
現在のパン粉の焼成法について
