ケーキ店で見かけなくなったお菓子
クレーム・ブリュレ。筆者が若い頃には大人気のデザートでしたが、今はあまり菓子店で見かけません。
やはり、あのカラメルの層を維持した状態でケーキ店で供するのが難しかったものと思われます。

クレーム・ブリュレの画像
クレーム・ブリュレの歴史
この菓子の歴史は、17世紀から始まったといわれております。
英国にも紹介され、そのまま直訳してバーント・クリーム(焦げたクリーム)と言われる場合もありますし、トリニティ・クリーム、もしくは、「ケンブリッジ・バーント・クリーム」と呼ばれる場合もあります。
この名前は、ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジで紹介されたから、ということになっています。
この経緯には面白い話が伝わっていて、この菓子をフランスから持ってきて最初に紹介したのは学生だったのですが、その時にカレッジのシェフに紹介してもあまり興味をもってもらえなかったのですが、この学生が学者になってからもう一度紹介すると、絶賛されたのだそうです。
人とは現金なものだと思います。
クレームブリュレと似たお菓子
フランス風のクレーム・ブリュレはプリンの上に砂糖を載せてカラメル状に焦がして供します。古いレシピの「ケンブリッジ・バーント・クリーム」は、生クリームで作ったカスタードの上に焦がした砂糖が乗っています。スペインにも、「クレマ・カタラーナ」という同じような構成のデザートがありますが、こちらは牛乳と卵をでんぷんで練って固めている、という違いがあります。
どのお菓子にもそれぞれの事情とおいしさがあり、優劣がつけられるものではありません。
今度生クリームを買ったら、久方ぶりにケンブリッジ風でもつくってみようかと筆者は考えております。
クレーム・ブリュレについて
ケンブリッジ・バーント・クリームについて
クレマカタラーナについて
