昔の欧州で起こった論議
皆様は、「チョコレート」はお好きですか。

チョコレートの画像
しかし、昔の欧州では、チョコレートに関して宗教的な大激論が起こった時代があったそうです。
なぜかというと、まず「聖書に書いていない」食べ物ということで、問題になり、次に、キリスト教の宗教的な断食月に口にしてもいいものか、という事で大激論になりました。
キリスト教徒には「レント」という断食をする期間があり、今はそんなに厳格には行われていないようですが、昔は、卵、乳製品、肉などを控える厳しい「断食」が行われておりました。
その期間中に飲んでもいいものかどうか(当時のチョコレートは飲み物でした。)という論争が行われたそうです。
断食の最中に口に入れてもいいものかどうか
砂糖も、この時期に口にしてもいいものか、ということも昔は論争になっておりました。昔の欧州にて、砂糖は「活力の出る薬」と捉えられていて、また、液体は「断食でも口にしていいもの」となっていましたが、この「聖書に書いていない食物」であるチョコレートはおいしい上に元気が出すぎるのであまりよろしくない、と主張した方々がおられたそうです。
この論争は結構長く続いたようですが、結局、当時のローマ教皇が「液体は断食月でも飲んでいい」と宣言し、終息を迎えたそうです。
固形のチョコレートができて再燃した論争
とはいえ、チョコレートは時代とともに技術が進んで「おいしい固形チョコレート」ができると、この論争は再燃しました。
今でも、キリスト教の一部宗派ではチョコレートは自粛するべきものになっていたり、カトリック信者が多いアイルランドではレントの時期にチョコレートを我慢したりする人がおられるそうです。
英国の税制でも、「贅沢なお菓子カテゴリー」に入っていて、消費税がきっちり課せられる対象になっています。とはいえ、欧州の方々とチョコレートの縁が切れる日は当分先のように筆者は考えております。
チョコレートとキリスト教の関係について
https://gigazine.net/news/20220402-chocolate-history-theology
