翻訳に苦労した「菓子レシピ」
ずいぶん前に、筆者は「19世紀英国のレシピが書かれた本」を入手いたしました。
そして、その本に書いてあったヤードポンド法のレシピをメートル法に翻訳し、現在の作りやすい分量にして(原文だと卵を6個も使うので、現在の日本の家庭では現実的ではありませんでした。)、数日前に実際に作ってみました
それが、以下の画像の「杏のプディング」になります

杏のプディングの画像
本来なら、お酒を煮詰めて砂糖を加えたソースをかけて供する、と書いてあったのですが、そこは面倒だったので、シロップを温めたものをかけて食しました。
結果は、ふわふわしていてなかなか美味でした。
このプディングは、ヴィクトリア朝時代、大体シャーロック・ホームズが生きていたとされる時代のレシピになります。
この頃のレシピは、なにやら「ふわふわ」のケーキがもてはやされていた傾向があります。
いくつかの菓子レシピを読み込んでみたのですが、今よりもベーキングパウダーや卵白のメレンゲを使うことが多い、やわらかいスポンジ状のケーキのレシピが多いのです。
現在の英国でも「プディング」は作られておりますが、この時代のものより「目が詰まった」レシピになっているような気がします。
上等の小麦粉を入手できるステイタスと技術のある料理人がいる事を誇るためだったのでしょうか。
この時代の文献を読んでいると、「フランス人の料理人の給料は英国人の2倍だった」と書いてあり、現代人からすると理不尽を感じます。
もう少し調べてみて、「ふわふわ」の謎がわかったら、またブログ記事にしてみたいと思います。
