バターが入らない「ティーケーキ」

紅茶を使って作るケーキ

「ティーケーキ」というと、皆様はどんなイメージをもたれる

でしょうか。

ケーキの画像

紅茶と一緒に食べるケーキ、を思い浮かべられる方が多いと思いますが、

英国には、「紅茶に漬けたドライフルーツが入ったケーキ」というレシピのケーキが数多くあります。

バターを入れず、粉と卵の生地で主に紅茶につけたレーズンをつないで焼いたタイプのケーキが、「イングリッシュ・ファームハウス・ケーキ」などと呼ばれているようです。バターが入っていないので少しぱさついた感じですが、英国ではこれにバターをつけて食するので、問題にならないようです。

スコットランド名物「バラ・ブリス」にも、このタイプのレシピがあります。

「ティーケーキ」が生まれた背景

このようなケーキが生まれた背景には、「紅茶の飲み残しも貴重品だった」という時代がありました。

このケーキが生まれた時代には、紅茶は貴重品扱いで、家の女主人が紅茶の葉の入った箱の鍵を持っていた、という状況でした。そして、女主人たちのアフタヌーンティーパーティーやその他の状況でポットの中に余った紅茶も、何かに使えないかと厨房の面々が考えて、ドライフルーツなどを漬け込んでおくと紅茶の香りがついて美味しい、ということを発見したのでしょう。そのドライフルーツと紅茶に、卵と粉を混ぜ込んだケーキが、屋敷の奉公人達の食後のデザートになり、紅茶が一般化すると共にそのレシピが英国全土に広がったのではないかと推測されます。

バターの入らない、ぱさついた感じが好みに合わない、という人は今の英国にも結構おられるようで、今はバターの入ったレシピのケーキもあります。レシピというのも、時代とともに好みや構造が変わっていくようです。

バラ・ブリスについて

https://www.wales.com/ja/zhizai/shihewutoyinmiwu/welsh-recipes/harafurisuchuantongdenareshihi

イングリッシュ・ティーケーキのレシピ

https://www.nittoh-tea.com/enjoy/recipe/tearecipe85.html

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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