
大き目の食パンで作ったフレンチトーストだったため、千切って残した部分が美味しそうだったので写真に撮りそれを参考に描いてみました。

先ずは皿とフレンチトーストの大まかな位置と形を決める線を引きます。
この後位置を微調整しましたが、この段階なら修正がとても楽なので出来るだけここでバッチリ決まるように頑張りました。

全体の様子を見ながら細部を描きこんでいきます。
前回の平たいパンケーキより面をとらえやすかったので上手くかけたと思います。
それと今回はパンケーキの均一な面と違ってしっとりとした質感で様々な凹凸があったので、下書きではその様々な
情報から大まかな区切りをつけるという明確な目的があったので描きやすかったです。

ベースとなる色を塗っています。
描く人や対象によってやり方は様々あるようなので、自分もこれといった決まった方法があるわけではないのですが
特にデジタルは後から明暗を大きく変更しやすいので、最初は中間的な明度と彩度で塗ってそこから目的の色に近づけていくと良いようです。
夜景や暗いシーン以外はそこから基本的には明るくしていくわけですから、ちょうどこれから光があたるところを塗る感じになるので
この段階では光が当たる前の全体が薄暗い影の中にあるように見えればいいのかなと思っています。

ベースに塗った色との対比で色味が変わって見えたりするので、明るくしながら色相もイメージに近づくように
調整していきます。
また、明るくするだけでなくパンの耳など暗くなる部分をより暗くしたり彩度を上げたりして全体のバランスをとっていきます。

フレンチトーストの表面を同じ要領で塗りながら大きな起伏にあわせて陰影をつける事でトースト全体のしなってる感じや
ふかふかした質感の土台を作っていきます。

テーブル、皿、トーストと全体的に描き進めた結果、トーストの細部の表現や鮮やかさが思っていた感じとは違っていたので
下地の良さを消さないようにこれからどう描き足していくか考えています。

どうにか鮮やかにしっとりするように描き進めてみて、これはこれで落ち着いた色合いで統一感があっていいと思うのですが
イメージとしてはもっと鮮やかなトーストを描くつもりだったのでどうにかできないか思案しています。

迷った結果せっかくデジタルで描いているので、トーストの鮮やかさをフィルター機能で大幅に上げてみました。
デジタルは自由に変えられる幅があまりにも広いのでどこまで彩度を上げるか難しいですが今回は丁度よく出来たと思うのでこのまま細部を描きこんでいくことにしました。

食パンの耳の部分を主に描きこみました。
しかし陰側であまりクッキリ写るのもなにかイマイチな気がしたので、出来るだけ最低限の程よい硬さと焼けてパリッとした所の質感がでるように頑張りました。

トーストが目立つようにその他の部分をぼかしています。
トーストの部分も焦点ではないところや暗がりのハッキリ見えない方が自然な部分もぼかしています。
上手い人の動画ではこうすることで絵画的エネルギーが高まるらしいのですが感覚の話なのでまだ具体的に
どうすればいいのか分かっていません。
ただタッチを加えながらぼかすと画面内の物体どうしがなじんだり、タッチの動きによって止まっている絵に動きを感じたりと色々な効果があるようです。

後は少し暗すぎた皿を明るくしたりトーストを鮮やかにしたりして完成となりました。
