夢の中であなたに逢えたら
[夢]警視庁・駐車場/車中
みき「だっる。朝から呼び出すなよ」
たぴ「ったくやってらんないよね」
みき「朝早いんだよ」
甲田菜愛がやってくる。
みきとたぴが22号車から外に出る。
甲田菜愛「おはよう」
みき「おはようございます」
たぴ「おはようございます」
甲田菜愛「今日もみんなお仕事がんばろ~!」
みき「集合早すぎます」
たぴ「頑張ります!」
みき「朝から甲田さんに会えて嬉しいです」
たぴ「私もです」
甲田菜愛、みきとたぴの頭を撫でる。
みき「ありがとうございます」
たぴ「セット崩れるのでやめてください」
甲田菜愛「かわいいねキミたち。じゃ!」
みき「朝からさわやかだったな~」
たぴ「憧れる~」
[夢]警視庁・広報課の会見
カメラのフラッシュ。
3人が入ってきて、お辞儀をする。
刑事部長、捜査第一課長、警備部参事官が横並びに座る。
「時間になりましたので、記者会見を始めさせていただきます」
刑事部長「刑事部長の佐渡です。本日午前11時8分ごろ東京都内で発生した渡部仁造元内閣総理大臣襲撃事件について、現在までの反映事項について説明いたします。」
[夢]インサート/女子高生刑事説明
「女子高生刑事」
女子高生刑事とは、けいじと書いてデカと読む。
大人っぽいのに喋ると陽気、口が悪いのはご愛嬌みき。
真面目な振りしてお金が大好き、おしゃれが大好きたぴ。
みきとたぴ、この2人、実はエリート刑事。
普段は高校に通いながら、さまざまな事件を解決する。
女子高生刑事の活躍する様子を見ていくとしよう。
[夢]会見室
「職業無職、山田海斗、41歳。対応関係は、8年5月7日午前11時8分。殺人未遂で、その場で現行犯逮捕しております。被害者については渡部仁造元内閣総理大臣67歳であります。本件については」
[夢]警視庁・駐車場/車中
みき「なんか今日暑くない?」
たぴ「あっちー」
みき「てか死んでるやばー、総理だよ」
たぴ「うける」
みき「意外と死ぬもんだね」
たぴ「人だったんだ」
みき「にゃんにゃん号、黒いから暑いんだよね~」
たぴ「分かる、ホワイトだろ。せめてピンク」
みき「わら。かわいすぎ」
たぴ「痛車」
みき「痛車っていうより霊柩車が必要でしょ」
たぴ「たしかに~」
[夢]警視庁・廊下~刑事部部長室
どこからかヒールの音が聞こえてくる。
カツカツカツカツ。
勝場シアン「あぁ、忙しい!」
風土直輝「お疲れ様です」
勝場シアン「おつかれ」
風土直輝「今日は忙しくなりそうですね」
勝場シアン「甲田どこいったか分かる?」
風土直輝「甲田菜愛ですか。今呼び出します」
勝場シアン「私、会議室にいるから!」
風土直輝「分かりました」
カツカツカツカツ。
風土直輝「相変わらずだな」
警視庁・駐車場/車中
たぴ「にゃんにゃん号にぬいぐるみ増やさない?」
みき「いいよ~ゆめかわがいいな」
たぴ「分かった、パパに頼む」
みき「さすが~」
たぴ「この後ゲーセン行こうよ」
みき「やだよ」
たぴ「いいじゃん」
みき「ずっといるじゃん」
たぴ「楽しいんだもん」
みき「襲撃されるよ」
たぴ「捕まったんじゃね?」
みき「誰の手柄になるんだろうね」
たぴ「ねー」
みき「ねーこっ」
たぴ「こーあらっ」
みき「そうだ、勝場さんに電話して会議に入れてもらお」
たぴ「金になるし、いいかも」
みき「んじゃ、午後それで」
[夢]警察署・廊下
勝場シアン、会議室の外に出て待っている。
勝場シアン「まだかな、もうこんなに時間かかるなら他の人に頼むんだった」
甲田菜愛「すみません!資料を探していたらこの時間になりました!」
勝場シアン「ありがとう、助かった。その資料会議室入れて」
甲田菜愛「良かったです。手伝っていただけますか」
風土直輝「手伝うよ」
勝場シアン「あぁ、よろしく」
風土直輝「今日、忙しくてイライラしてるなカツカツババア」
甲田菜愛「KTB48滅べ~」
風土直輝「ヒール折ってやりたいな~」
甲田菜愛「はい、これ持って」
風土直輝「おっも」
勝場シアン「早くして」
カツカツカツカツ。
[夢]警察署・本部・会議室
勝場シアン「はじめるよ~」
みき「やほ」
風土直輝「相変わらず」
甲田菜愛「汗だくでごめんね」
たぴ「たぴでぇす」
みき「すみません、この子緊張するとギャルになるんで」
風土直輝「かわいいね」
たぴ「どっちタイプ?」
勝場シアン「お世辞を使いなさい」
風土直輝「困ったな~」
甲田菜愛、資料の確認をしている。
[現実]桃山家・部屋
桃山美稀、目覚まし時計の音で起きる。
桃山美稀「ふぁぁぁあ。お腹すいた~」
桃山信子の声が聞こえる。
桃山信子「いい加減早く起きなさ~い」
桃山美稀「起きたよ!!!」
机の上の積み重なった課題に気付く。
桃山美稀「課題やんなきゃ!」
桃山美稀、部屋を出て顔を洗いに行く。
[現実]黒沢家・部屋
黒沢多歌子、朝の光で起きる。
小鳥のさえずりが聞こえる。
黒沢多歌子「変な夢。私警察官になろうかな」
黒沢順子「おはよう」
黒沢多歌子「おはよう」
黒沢順子「今日は学校どうするの?」
黒沢多歌子「オンラインにする」
黒沢順子「分かったわ」
黒沢多歌子「朝ごはん、よろしくね」
黒沢順子「スクランブルエッグ作るわね」
黒沢多歌子「はーい」
黒沢順子、部屋を出て行く。
黒沢多歌子「夢ノート書こうかな、現実で友達出来ないかな」
【ノート 夢の中でたぴと呼ばれていた。警察官になろうかな。】
