じんちょうげ(漢字:沈丁花)

花言葉

ジンチョウゲの花言葉は「永遠・栄光・不滅・不死」となっています。

1年中緑の葉を保つ常緑性や春に甘く濃厚な香りを放ち、古くから親しまれていることから由来しています。

その花言葉から長寿や繁栄を願う贈り物としても適しています。

永遠・不死・不滅
1年中青々とした葉をつける常緑低木であることから
栄光
ギリシャ神話のダフネ(月桂樹)にちなむ学名やその気高さから
甘美な思い出
春に香る甘い香りの強さから
開花時期
2月~4月(早春)
三大香木
春の「ジンチョウゲ」は、夏のクチナシ、秋のキンモクセイと並び三大香木の1つとされています。
誕生花
2月10日・2月23日・3月8日
まとめ
「不死・不滅」といった言葉は、その強い生命力や常緑の性質を表し、縁起の良い贈り物としても人気です。

縁起

ジンチョウゲは、その香りと常緑の葉から「不滅・永遠・栄光」といった花言葉を持っています。

中国では「瑞香(ずいこう)」と呼ばれるなど、基本的には縁起の良い木となっています。

しかし、「沈」の字が「家が沈む(落ちぶれる)」を連想させるという風習や突然枯れることがある性質から、一部で縁起を担ぐ人もいるそうです。

縁起の良いとされる理由
春先に強い芳香(三大芳香木)を放ち、1年中緑の葉を保つため「長寿・栄光」のシンボルとなっています。
風水・植える場所
玄関付近に植えると金運アップ、西南に植えると恋愛アップが期待されています。
注意点
「沈」という字が「沈む」を連想させると忌避(きひ)する地域もあるのですが、一般的には「香りが沈香(高級香)に似ている」という前向きな由来が強いため、そこまで気にする必要はないです。

漢字の由来

ジンチョウゲの漢字の由来は、その特徴的な「香り」と「花姿」にあります。

香木である「沈香」のような甘い香りがして、花が「丁子(クローブ)」の形に似ていることからそれぞれの漢字を取り「沈丁花」と名付けられたのです。

「沈」
沈香という香木に香りが似ていることから
「丁」
丁子(チョウジ/クローブ)というスパイスの蕾に花姿が似ていることから
漢名
「瑞香」とも呼ばれており、これは「めでたい香り」を意味しています。
この名前は、江戸時代の百科事典「和漢三才図絵」にも、香りが沈香と丁子を兼ねているためと記述されていました。

歴史

ジンチョウゲは中国産原産の常緑低木で、室町時代に渡来してきた植物です。

室町時代にはすでに庭園に植えられ、その強い香りで親しまれていました。

江戸時代には広く普及し、1713年の「和漢三才図絵」でその名の由来が記されているなど、日本の春の風物詩として定着しました。

渡来と普及
室町時代中期以降に中国から伝来し、日本の古典的な庭木として定着したとなっています。
名前の由来
江戸時代の『和漢三才図絵』によれば、香木である「沈香」と「丁子」のような香りを合わせ持つことから名付けたとされています。
別名と香り
香りが強く、七里、千里まで届くと言われていることから「七里香」や「千里香」、中国では「瑞香」とも呼ばれています。
文化の中のジンチョウゲ
多くの俳句や和歌、文学作品において、春の訪れを告げる香りとして愛されてきました。
三大香木
夏のクチナシ、秋のキンモクセイとともに、日本の「三大香木」に数えられています。

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