子供が夢見る「お菓子の家」
皆様も、「ヘンゼルとグレーテル」の中にある、
「お菓子の家」のシーンは覚えておられると思います。

お菓子の家の画像
筆者も子供の頃にわくわくしながら読んだのですが、
ある程度大人になると、「ビスケットでは強度が足りなくて自重で倒壊するのではないか?」と、疑問に思っておりました。
しかし、もっと年をとってくると、この童話が生まれたドイツでは、「レープクーヘン」という、硬くて日持ちのするお菓子がある事を知りました。
茶色ではちみつを入れてしっかり焼き上げているため、日持ちもしますし、硬くて強度があるものなのです。
現実にあるお菓子から広がるロマン
このお菓子から、昔のドイツの人は、「このお菓子なら家が作れるかもしれない」と思い、そこから「魔女の住むお菓子の家」という発想が生まれたのではないか、と最近になって思います。
ほかのアジアや中近東文化圏の民話では、「お菓子の家」の類の話題を見かけた事がありません。「建材」をイメージさせるお菓子がない為と推測されます。
そうなると、「瓦せんべい」や、「伊賀のかたやき」のある日本で「お菓子の家」の類の民話がないのが不思議になってきます。
これなら、建材をイメージしてもおかしくないようながっちりしたお菓子なのですが、何故そういう発想が出てこなかったのか、もう少し調べてみたいと思います。
