実は、「フランス原産」ではないクロワッサン
サクサクのクロワッサン。お好きな方も多いと思います。

クロワッサンの画像
フランスのパンの代表のようにいわれておりますが、実は、オーストリアに起源があるパンです。
昔、オーストリアの首都であるウィーンがトルコ軍に包囲された事がありました。その時、城壁の下に穴を掘ってトルコ軍が侵攻しようとしたのを、朝早くから仕事をしていたパン屋さんが気づき、通報したので侵略を免れたという事がありました。その功績を記念して、トルコ軍の軍旗に描かれていた三日月形のパンが焼かれる事になり、「キプフェル(三日月)」と呼ばれていたようです。
そのパンが、オーストリアからフランスに嫁いだマリー・アントワネットによって伝わり、フランスでバターをたっぷり入れたサクサクのパンになって、フランス語の三日月である「クロワッサン」と呼ばれるようになりました。
クロワッサンの分類と発展
実は、クロワッサンは2種類に分類されます。
丸い三日月形の「クロワッサン・オルディネール(日常のクロワッサン)」
と、丸くないひし形の「クロワッサン・オ・ブール(バターのクロワッサン)」です。
オルディネールの方は、バター以外の油脂を使い、ブールの製法はバター100%でなければいけないと決まっております。
そして、極東の日本にクロワッサンが伝わった結果、某フランチャイズ店が「コーヒーとフランス風クロワッサン」の取り合わせが、お求めやすい価格にて提供されております。どちらも、ウィーンがトルコに侵略されていたら欧州にもたらされなかった食文化です。
また、アジアでもクルンジやクロワッサンたい焼きなどの新しい食文化が誕生しております。
これからも、平和的に文化が交錯し、新しい食文化が生まれてくれるといいと筆者は願っております。
クロワッサンについて
https://www.kobeyarestaurant.co.jp/magazine/detail/34
