むかしむかしのはなし。
何を思ったかバッティングセンターに向かいました。まず110km/hと書かれた扉に入り硬貨を投入すると、ゆっくりと機械が動き出し、
バンッ
と音がしたと思うと、
スチャッ
と音がしてボールが転がっていました。えっ、と思っていると、
バンッ
スチャッ
が繰り返されました。そんなはずはないと思いましたが、2回続いたということでわかるとおり後はその繰り返しでした。
あまりの結果にショックを受け、隣の100km/hの扉に入りましたが、結果は同じことでした。
これはまさかと思い80km/hの扉に入りました。アンダースローのソフトボール。ですがまたも結果は同じことでした。しかも最後の2球はバント。
バッティングセンターに来たことが恥ずかしくなり苦笑いしながらそそくさとその場を離れました。
イチローさんなどプロ野球選手をテレビで見ていたらとても簡単な事に思えたんです。野球に限らず、プロ選手の動きをテレビで見ると、自分も同じようにできると錯覚します(運動が苦手なのでどれだけ難しいか想像がつかないです)。野球ゲームでもよく振り遅れて凡打になります。ゲームも反応速度が重要なので鈍いとなかなか対応できません。それでも、ゲームは遊んでもらえるように、うまくいくように作られている部分もあるので(ストレートを投げてくる確率が高い)、ホームランを打って(高校生の主人公が簡単に打てる設定になっています)楽しんでいます。
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・いらすとや「金属バットのイラスト」(irasutoya.com/2017/02/blog-post_52.html)