「ありがとう」は日本語で感謝を表す形容詞の「あり難し」の連用形「あり難く」の「く」の部分が「う」と発音されるようになりました。
「ありがとう」は本来『有ることが難しい』という意味を持っており、滅多にないことや貴重であることを指します。その後、貴重な出来事に対しての感謝の言葉となり、現在は一般的なお礼の言葉として使われるようになりました。
共通語としての「ありがとう」が、全国的に普及したのは、20世紀以降の明治維新後です。(ウィキペディア参考)
日頃から、なるべく「ありがとう」を言うように心がけてはいるのですが、意外と、難しいのかな…と思うこともあります。
「ありがとう」と同じ位、もしくはそれ以上に「すみません」や「ごめんなさい」など謝罪の言葉をよく口にします。
海外の人から見る日本人はよく「謝らなくていい場面でも、『すみません』とよく言う」と言われているので、割と、日頃から気をつけて聞いたりしていますが、ある、飲食店の若奥さんが、典型的にそれだなぁと思いました。
なにをするにも、まず初めに「すいません。」と言ってから始める、喋る。だったので、とても気になりました。何も悪いことなんてしてないのに、逐一謝るので、なんだか、こちらも、謝らせているようで、あまりいい気分はしませんでした。
そういうことがあったからこの言葉の成り立ちについてを調べる気になったのかもしれません。
そして、こんな日本語に行き着きました。それは、「かたじけない」です。「ありがとう」に代わる感謝の言葉として古くから使われて来ました。自分自身、「かたじけない」など、使ったこともないですが、ここまで調べてきて、気になってきてしまったので、次のブログで、そこを少し掘り下げてみたいと思います。