宮城県民でありながら、意味が分からないまま使ってる方言とかありませんか?
よく使うものをピックアップして調べて行きたいと思います。
・いずい・………もう、このことばを説明するのがいずいよって位、万能だけど、意味が解らない人が多いのではないでしょうか。
東北大学教授の小林隆によれば、元々、「いずい」は室町時代の京都で使用されていた「恐ろしくてぞっとするような」という意味を持つ言葉「えずい」に起源を持つ[2]。江戸時代には関東地方で「目の中にごみが入ってごろごろして嫌だ」という感覚を示す意味に変化した「いずい」は、現代では「気の合わない人と一緒にいたとき」などに使用されるようになるなど、現代でも意味上の変化が見られる[2]。(Wikipediaより)
個人的によく使うシチュエーションとすれば、私自身、片麻痺の為、いすなどに坐る動作をした時に「いずい」と感じることが多いかと思います。
「しっくりこない・居心地が悪い・フィットしない」という状況のときに北海道や東北地方の人が使う方言。「新しい服を着てみたらなんだか合わなくて気持ち悪い……」「最初はいづいかなと思ったけど、猫が気に入ってくれた」こういうときに「いづい~」というと北海道民なら「ああ~」となるそうです。東北では、宮城で多く使われます。標準語では、「いづい」の感覚を説明するのが難しく、上京した人が東京出身の人に意味を聞かれると困ってしまうそうです。(引用サイト)
・たごまる・……
「たごまる」は、洋服などを重ね着する時に、
中に着ている服の 袖がまくれ上がって
スッキリ袖が通らない様子 のこと。
長くて幅広い布や幕などを畳むときに、
スッキリ畳めず、もたついている状態など。
「 たごまって、はっぱ手が出でこねー! 」 これは
「 スッキリ通らなくて、さっぱり手が出てこないわ! 」 となります。(引用サイト)
やっぱり、着替えをしている時に、麻痺の為上手に着られなくて、よくたごまってしまいますね。
・「こわい」………もちろんそのままの意味で、怖いとつかうこともありますが、疲れた時も、この「こわい」は使われることがあります。どちらかというと、年配の方が多く使われるんじゃないかなと思います。
最近までは、よく分かりませんでしたが、自分も歳を取って、ようやく意味が解った気がします。
きっと、これ以上ない位疲れた時に、動いて失敗しそうで怖いなんじゃないかなと思います。
・「なげる」………物を捨てることを言います。「なげといて~」などゴミを捨てる動作を意味します。
いずれにしても、方言を使う若者が減って来ているので、このような単語は一体いつまで使い続けられるのかは、正直時間の問題なんじゃないのかなぁと思わずにはいられないですね。方言は何らかの形で、残って行ってくれることを、願わずにはいられないですね!