リンゴではなくてイチジク？

聖書に出てくる「禁断の果実」

皆様の中には、聖書の物語をご存じのお方も多いかと思います。

聖書の中には、アダムとイブが禁止されていた「知恵の果実」を食したためにエデンの園を追われて今にいたる、と書いてあります。

リンゴの果実の画像

今では世界的にその「知恵の果実」はリンゴという風に解釈されておりますが、

どうも最初に聖書が書かれた頃には、この果実は「イチジク」と解釈されていた模様です。

おそらく、この最初の聖書を書いた人は、地中海沿岸の出身者で、欧州北部原産のリンゴのことは見たことも聞いたこともないはずだからです。

聖書はいろいろな言語に翻訳されて今にいたる為、あちこちで誤訳が生まれ、解釈もずれてきているようです。

インターネットで調べてみると、「バナナ」という説もあります。

どちらにしろ、美味で魅力的な果物であったことは確かなようです。

なお、イタリアの一部地域のキリスト教徒の方々は、「禁断の知恵の果実」はリンゴと固く信じておられます。リンゴを贈り物にするとかなり機嫌を損ねる場合があるので、お気をつけください

知恵の樹について

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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