美味しい氷菓とアイスクリーム
皆様は、アイスクリームやシャーベットはお好きですか。
夏の暑いときに食するのもよろしいですが、
冬に暖房の効いた部屋で食するのもいいものですね。
アイスクリームの画像
アイスクリームの発展の歴史
アイスクリームの原点となったのは、山の雪に果汁やはちみつなどを混ぜて作った「氷菓」になります。
「氷菓」は、古代ギリシャ・ローマ、中国でも食されておりました。
オスマントルコの時代には、皇帝が宝物蔵を解放して中身を家臣に見せ、シャーベットをふるまう、という儀式もあったそうです。現代人から見ると今一つ目的がわかりませんが、当時は権力を誇示する意味合いがあったのでしょう。
私たちが目にする「アイスクリーム」の原型は、マルコ・ポーロが元朝時代の北京で見てきた、「乳を凍らせた食べ物」のようです。
元の皇帝フビライ様は、サマルカンドのシャルバータという氷菓がお気に入りだったそうです。これは果汁に砂糖とローズウォーター、アンバーグリス等で香りづけして冷やしたものだったそうです。
その後、ヨーロッパにて冷凍技術が発明され、イタリアで本格的にアイスクリームが作られるようになり、イタリアの豪商のお嬢様カトリーヌ・ド・メディシスがのちにフランスの国王となる男性と結婚したときに、アイスクリーム職人も連れて輿入れした為、全ヨーロッパの貴族階級にアイスクリームが広がりました。
家庭でも作れるようになったアイスクリーム
その後の時代に、家庭でも使えるアイスクリームメーカーもできて、今では筆者の家庭でも気が向いていて冷凍庫に空きがある時は、アイスクリームがいつでも楽しめる現況が出来上がっております。
筆者と家人が好みでよく作るのは、ラズベリーと生クリームを使ったアイスクリームと、ギリシャヨーグルトを使ったさっぱりしたアイスクリームになります。
アイスクリームメーカーはそんなに高価格ではありませんし、また、アイスクリームメーカーを使わなくてもできるアイスクリームのレシピもございますので、皆様もお好みのフレーバーの探索などされてみてはいかがでしょうか。
アイスクリームの歴史