昔から作られていた「グリークヨーグルト」
グリークヨーグルト、今、巷で流行しているようですね。
しかし、この食材は歴史が古く、ギリシャや中近東、中央アジア等、乳製品消費国では紀元前から作られていました。
製造中のグリークヨーグルト
製造法は簡単で、ざるにキッチンペーパーかガーゼを載せて、
そこにヨーグルトを入れて乳清を重力で落として水気を切るだけ、というものです。
2日くらいかけて水をきると、リコッタチーズくらいの硬さになります。
リコッタチーズやカードチーズの代用として使っても、日本人には差がわからない程度の菓子や料理が作れます。
流行の理由
昔から「水切りヨーグルト」として知られていて、最近脚光を浴び始めた理由は、韓国にてアイドルが体形維持の為に食べているということが知れ渡ったからのようです。
もっとも、食べ方を間違えると肥満のもとにもなりかねません。
チーズより少しカロリーが低い程度の食材なので、これだけを主なたんぱく源にして半年ほど過ごせば、かなりの確率で体重は増えます。
食事に取り入れたいお方は、栄養士様と相談して、適切に食べた方がよさそうです。
また、グリークヨーグルトを作った後にできる水分には、ビタミンが豊富に含まれているので、レモン汁を入れて飲んだり、お菓子に使ったりして有効活用されると良いでしょう。
それから、ついでの豆知識ですが、ギリシャのお方は、「ギリシャ人」といわれるのを嫌い、「ヘラス」と呼ばれると喜ぶ傾向があるので、何かあったら使ってみられてください。
グリークヨーグルトについて