バスク地方の普遍的なお菓子ではない「バスクチーズケーキ」
皆様は、バスクチーズケーキはお好みでしょうか。
おいしいお菓子ですが、
バスク地方と呼ばれている場所すべてで食べられている訳ではなく、サン・セバスチャンという街の或る1軒のレストランのデザートだったものが、大々的に日本で人気を博し、広まったものです。
バスクチーズケーキの画像
バスク地方では、一般にチーズケーキは「タルタ・デ・ケソ」などと呼ばれ、いろいろなタイプがあるようです。
結構簡単なレシピなので、ご家庭でも気楽に作れると思います。
欧州でバスク地方のものとして有名なお菓子は、「ガトーバスク」というお菓子があります。
クッキー生地に、カスタードクリームやアーモンドクリームを入れて焼いたタルトのようなものです。「バスク十字」という模様が入っているのが大きな特徴だったのですが、現在は店ごとにいろいろな模様を入れているようです。
また、フランスに行くと、「ベレ・バスク」というお菓子も販売されておりおますが、これはバスク地方とはあまり関係がなく、バスク地方の人がかぶっているベレー帽から着想を得て作られた創作菓子になります。
独自の文化を持つバスク地方の人たちと歴史
バスク地方に住んでいる人たちは、自分たちを「エウスカルドン」と称し、いろいろとほかの地域の人たちとは違う文化や感性を持っておられます。
独立したい思いがあるお方も結構おられるようですが、スペインとしてはいろいろと資源がある土地なので、離したくないと思います。かつては独立運動の関係で暴力的な事態もあったようですが、自治州にするなど、なにかお互いが納得できる形で平和的に解決できる方法を双方が見つけられるのを切に願っております。
バスクチーズケーキについて
バスク地方のお菓子について