「詩」の記事一覧
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僕はいつものように下駄箱を開けた
「最愛のあなたへ この手紙、もう見つかっちゃったんだ。まさかこんなに宛先を大きく書いたのに、他の人が開いたりし...
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絆の糸
彼は勝てないかもしれない戦いに行く。 彼には守らなければならない人がいる。 彼女は戦いに行...
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合図
じゃあね。がさよなら。の合図 あの時は どうしようもなく悲しくて 寂しくて受け入れがたい事実だった ...
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風の便り
頬に感じる冷たさ見上げれば 時雨明けの虹足下は 落ち葉 木々は すっかり紅葉し赤 茶 黄色のコントラスト...
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シャインマスカット
キラキラ星目の前の宝石を頬張るじんわり甘い嚙み締められる幸せ お姫様になった気分王族に生まれたかった ...
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アンブレラスカイ
色とりどりの傘宙を舞う天高く 天高く あまりにも綺麗で凛として 涼やかで私の体全部を包み込む 頭を...
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金木犀
玄関を開けるとほんのり甘い香り柔らかく包み込んでくれるようなかんじ 今年も顔を出してくれた庭の金木犀の花...
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面影
ふと鏡を見るとそこに私がいる 母にはあまり似ていない父によく似ている その顔 姉は 母と父のいいと...
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コミックスタジオ 1
言葉なんていらない。 そっと、きみが傘をさしてくれただけで、しおれた花も...
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ブルームーン
ふとした瞬間あなたの顔が 浮かぶあなたの笑顔を思い出すと 特に辛い その度 思考が 停止してぼーっとして...
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ヒマワリ
東日本大震災後、荒野になった海沿いの土地に毎年、市民有志がヒマワリのタネを植えるプロジェクトがある。...
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紫陽花
庭のブルーの紫陽花近所の幼稚園のピンクの紫陽花 梅雨によく映える花水を得た魚のよう 土によって七変...