原作は明らかに「まったくわからん」になりそうだったため、コミカライズを読む。若干「わかる」になった気もする。
かなり宗教的なニュアンスの入った話だなと思った。ロシア文学ってみんなこういう感じなのかしら。そういえば以前読んだ同じくロシア文学の「ロリータ」は(宗教的ではないにせよ)同じく狂気的な話だったような気がする。
意外だったのは完全なるバッドエンドではなかったことだ。てっきり兄弟の誰かが死ぬかと思っていた。(父親が死ぬのは知っていたが、兄弟の誰かが死ぬかまでは知らなかった)
ミーチャは有罪になったが、アリョーシャと協力して脱獄できるかもしれない、というところで終了するわけだが、てっきりミーチャが牢屋にぶちこまれてから野垂れ死ぬかと思ってたため、アリョーシャはミーチャの希望になったのでは?と。しかし、ミーチャは女運悪いな~
個人的にはイワンがタイプのキャラかなと。このコミカライズでは美形だし、当初誇り高い人間として描かれているのに心を病んでしまう可哀想な奴なので…。
この作品の主人公はアリョーシャであり、彼の視点で進む。アリョーシャは容疑者としては描かれてない上に穏やかな性格であるため、割と公平な視点で事件を見ることができたかな~と思う。ああでも初期の髪型の方が好きかな(原作では切ってないかもしれないけど)
とはいえ、全ての発端は父親だったのかしら。タイトルを見ると「カラマーゾフ」ってあるから、家主である父親ありきの話なのかもしれない。
