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こんにちは。今回は2026年4月17日に発売された、
ゲーム、PRAGMATA(プラグマタ)について紹介したいと思います。
PRAGMATAとは?
PRAGMATAとは、CAPCOMよりリリースされた、
新作TPSアドベンチャーゲームです。
2021年に最初にタイトルが発表されて以来、一時は開発が難航して、
発売は絶望的かと思われていた作品でしたが、
5年以上経った2026年に発売が決定して、大きな話題となりました。
舞台は、AIに支配され、かつて地球の研究施設があった月面。
主人公は2人おり、調査員「ヒュー」とアンドロイドの少女「ディアナ」が出会い
過酷な環境から脱出して、地球への帰還を目指すという物語です。
最大の特徴は、アクションとパズルが融合した、新感覚の操作システムです。
プレイヤーは一つのコントローラーで、銃器を操って戦う「ヒュー」と、
敵をハッキングしてサポートする「ディアナ」を同時に操作します。
直感的な射撃アクションと頭脳的なハッキングを並行して行う、
左右の脳をフル回転させるようなハイブリッドな体験が魅力的な作品です。
ゲーム内容
良い点
・戦闘における待ち時間が発生しない
最初に、このゲームの概要を見た時、
「ゲームとして面白くないのでは?」と思いましたが、
実際にプレイして考えが変わりました。
従来のアクションゲームでは、基本的に退屈な時間が多く、
プレイヤーの攻撃は、その後の隙とセットな為に、
不用意に動くと、隙と敵の攻撃が噛み合ってやられてしまう。
なので、自然と相手の攻撃を待ってから、
敵の攻撃の隙を突いて殴るという単調な繰り返しになりがち。
一方、PRAGMATAはその待ち時間にハッキングというパズルをあてがった。
暇な時間にハッキングをこなすことで、プレイヤーはどんどん有利になれる。
ハッキングはいつでも中断と再開ができるため、
慣れれば慣れるほどアクションの合間に細かく差し込めるようになる。
これにより、戦闘における待ち時間がほぼ発生しない。
・敷居の低さとやりごたえの両立
従来のアクションゲームの場合は、攻略が進むと無駄な動きが減り、
立ち回りが整然とした、引き算の攻略が基本で、
ゲームの難易度とプレイヤースキルとのギャップが少なければ楽しめますが、
逆に、ギャップが大きいと難しすぎてクリアできなかったり、
簡単で退屈なものに感じることになる。
ゲームは、これに対応する為に複数の難易度を用意して対応していますが、
それでも全てのプレイヤーに対して最適な難易度を提示する事は難しい。
PRAGMATAのハッキングは、この課題に対する一つの答えなのかもしれない。
PRAGMATAをアクション部分と、ハッキング部分で分離させて考えてみると、
アクション部分は古典的で敵はゆっくり動き、攻撃の予兆は明確で避けやすい
ハッキング部分もシンプルな一筆書きであり、出来るだけ最短ルートを考え、
素早く解くという課題はあるものの、解き方自体は簡単。
慣れれば慣れるほどプレイヤーは、より有利になる為に、
自然と、アクションとハッキングの行き来の回数が多くなり、
難易度が勝手に加算されていく。
それぞれの要素は簡単なのに、それらを行き来するのが難しいというのが、
PRAGMATAが提示する足し算のゲーム性です。
・魅力的な2人の主人公
言葉は喋れるものの、何も知らない赤ん坊のようなディアナに対し、
ヒューは愛情を持って接し、優しい言葉でさまざまな事を教え、
ディアナもそれに応える。その関係性はまさしく親子のそれであり、
親は子供に対して、危険から遠ざけて生活させるという基本的な事以外にも
世の中のたくさんの素敵な事や、綺麗なものを教えて、
その喜びを共有したいと願う。ゲームの中でその営みが淡々と紡がれてゆく
劇的な事が起こっている訳では無いものの、ただ、そのやりとりが尊い。
ただ可愛い女の子が媚びるだけでない、
プレイヤーの父性に訴えかけてくる魅力が二人にはある。
悪い点
・同じ作業の繰り返しが多い
「先に進む為の扉のカギが閉まっている」→「マップ中を探しまわる」
という繰り返しが多く、冗長的。
それがゲーム終盤まで続いた時に「またか…」と思ってしまいました。
そのせいで、ゲーム本来のポテンシャルを、
100%発揮出来ておらず、非常にもったいない
・いちいち帰還しないと補給が出来ない
マップの要所に拠点であるシェルターへの帰還ポイントは設置されていますが
帰還しない限り、回復アイテムや、武器装備の補給が行えず、
長く探索したい場合でも、いちいち帰還しなければならず、
ゲームをスムーズに進行出来るとは言い難い。
・新たにゲームを開始した時、収集要素が別データ間で共有されない
コスチュームや、ビンゴ、トレーニングミッション(苦行)の進行度が、
別データ間で共有されず、 非常に面倒。
特に、トレーニングミッションは達成報酬に、
キャラの強化アイテムが含まれているので、絶対に無視できない要素です。
例えば、ゲームをクリアすると解放される、
最高難易度でNEW GAMEを開始すると、
前述した、それらの要素をまた0から集め直さなければなりません。
0から収集要素や、チャレンジをやり直すのは苦痛でしかありません。
これなら最初から最高難易度を解放しておくべきだった。
・トレーニングミッションだけは駄目
本作品における最大のマイナスポイント。
トレーニングミッションというのは名ばかりで、
実際にはチャレンジミッションと言ったほうが正しい。
先に前述した通り、達成報酬にキャラの強化アイテムが含まれているので、
絶対に無視出来ず、怠るとキャラを最大まで強化する事は出来ない。
さらに、NEW GAME選択で進行状況がリセット。
簡単にクリア出来る物もあれば、
何度も練習しなければ達成不可能なシビアな難易度の物もあり、
人によっては理不尽に感じるかもれない。
しかも、キャラの強化状況がトレーニングミッションでは分離されて、
適用されず、甘えは一切、通用しません。
これを強化要素に含んだのは明らかな設計ミスだと思う。
まとめ
最近では珍しくなったシンプルな王道ストーリーと、
アクションとハッキングのバランスが絶妙な戦闘システム。
ゲームクリアまでに掛かる時間は約12時間と、
昨今のゲームとしては短めで遊びやすい。
(クリア後の隠し要素も含めれば、もう少し時間は掛かる)
細かい不満点はあるものの、新規IPでこれ程、
面白い作品を作れたという事は、すごい事だと思います。
ゲームとしての魅力、キャラクターの魅力、両方を兼ね備えた、
満足度の高いおすすめのゲームと言えるでしょう。
もし、気になっている人がいたら是非プレイしてみて欲しいです。
