雑記・ゲーム編・その2(第13回) ファイナルファンタジー5

※ ネタバレを含みます。長いため複数回に分割していて、これは13回目です。


前回はバル城から出るところまででした。今回は周辺の探索からです。

バル城周辺

バル城を出て北に進めば飛竜の谷のほうへ進める。ここいらに出てくる敵で特徴的なのはコルナゴとリディクル。前者はコイツをとらえるサブイベントがあるのに弱らせると逃げるという面倒さから。デスクローなら楽に捕まえられる。後者はゾンビ化を使ってきて貰える経験値が多め。

ギルの洞窟

東北東の洞窟はこの時点では行っても死人を量産するだけ。なぜならザコは一種だけだがそのアンダグランダが「じしん」を使ってくる。地震は火力の高い全体攻撃。タイタンのアースシェイカーよりも技の性能は強力。運が悪いと4体出現して、連続で食らう可能性がある。レビテトがあれば無力化できるかこの時点では持ってない。こんな危険な洞窟なのに宝箱はなく、枝道に行かない限りただのビッグブリッジ行きのトンネル。

アンダグランダの地震は開幕には使わない。威力は魔法防御0で600ダメージくらいらしい。

そしてその枝道には特殊ボス「ギルガメ」が潜んでいる。扉の奥では数歩先に進むたびにギルが拾え、最奥まで進むと合計81910ギルにもなり、しかも扉を出れば再度入手可能(PR版は中断ロードらしい)になるのだが、高確率でコイツが出現する。32768というぶっ飛んだHP、冷気属性以外への完全耐性、スロウ・スリップ以外の状態異常が効かない、最初からプロテス・シェル状態で、他の能力値も非常に高く多分ゲーム終盤のボス並み。しれっとアンデッド特性持ちだがそれを利用して即死させることはできない。高火力な物理攻撃を繰り出し、ダメージには「かめのこうら」の二連撃でカウンターしてくる。亀の甲羅は防御をガッチリ固めて後列に置いたナイトですら600~700ダメージくらいは受けてしまううえ、猛毒・暗闇にしてくる。だからと言ってどちらかに耐性を付けると今度は混乱・老化・麻痺にする技に変貌する。以上5つのうち2つ以上に耐性を付けるとスリップにしてくる。なお老化と同時に発生した異常は自然治癒しなくなる場合があるので注意。ここまでの状態異常の話はGBA版までのことで、旧スマホ版以降では追加効果がスリップになる条件が5つの異常に耐性を持つことになっている点も注意。そしてコイツの猛攻と鉄壁を潜り抜けて倒せたとしてもファイナルアタックの地震で死ぬ……平気で4桁は出たような記憶がある。よって最低限レビテト状態にできなくてはならないのだが、操るなどを利用しても飛竜の谷までは進める必要あり。そして一度倒せても何度でも会うので、稼ぎ目的ならできる限り強化してからのほうが良い。よって例に挙げる装備や魔法はもっと後のものもある。自分は初見時は後でと思って会えなくなったが。

亀のボス再びだが、段違いに強い。前回のより実際にいそうなカラーリングだがバカ強い。

まずは防御手段だが、ファイナルアタックの地震対策はレビテトに基本決まりなので、飛竜の谷のプアゾンイーグルを操るか調合で「おとめのキッス」+毒消しで(一人づつ)かけるか、ストーリーを進めてレビテトを入手する。レビテトは戦闘不能で解除されるので安定しないなら入手を待ったほうがいいかも。物理攻撃への対策はナイトのまもりとかばう。これでナイト以外を瀕死にしておけばいい。ただしこれだけだと、まもり使用前の攻撃でナイトがダメージを受けたり、こちらの攻撃に対するカウンターで状態異常を食らったりすることは防げない。前者はできるだけ防御力と回避率を上げるくらいしか対策がない。回避の上げ方については分かりにくいものが多い。3つくらい(白刃取り・マインゴーシュ・エルフのマント)は以前書いたがそれ以外にも、盾装備中のキャラを小人状態にするという手がある。実は小人状態は物理攻撃力と物理防御力を非常に低くする以外に盾の物理回避率を2倍にするという隠れたメリットがある。小さな相手には攻撃が当たりにくいことを表現するためのものだろう。なお、敵にかかると素の回避率を倍増させてしまうので注意。後者の状態異常への対策は装備で行うか、召喚魔法「ゴーレム」を使うことになる。ゴーレムは状態異常にならないが、受けるダメージはかばったキャラに依存する。よってまもり中のナイトをゴーレムがかばえば状態異常を回避し続けられる。装備で行う場合は前述の特殊な仕様があるため使える装備は「ボーンメイル」(と旧スマホ版以降なら「げんじのこて」)である。召喚はアビリティの組み合わせを狭くし、装備はスリップを防げない。こんな調子なので猛毒と暗闇を食らって放置するという手もあるだろう。結局ナイトは攻撃しないので暗闇は無視でき、レベルが30台に達さないうちはリジェネをかけておけば猛毒のダメージを上回る回復ができるので問題ないという強引な手もある。

回避手段全載せで8割以上回避。

攻撃手段はいくつかあるが、できるだけ少ない行動数で倒せる手段をとるべき。前述したとおりプロテス・シェル状態なのでそれを無視できる手段か解除する手段が欲しい。解除手段の白魔法「ディスペル」はギルガメに会える時期には入手できず、使うことでディスペルの効果がある「さばきのつえ」も会えなくなるぎりぎりで入手がレア盗みで可能になるという難しさ。この時点での防御無視ならレクイエムか二刀流魔法剣バーサク剣の舞あたりが最適解か。レクイエムは飛竜の谷到着までに入手でき、旧スマホ版以外ならシェルを貫通して無消費でダメージ+スリップを与えられるので便利。アンデッドにしか効かないのでどこでも使えるわけではないが。威力を増強したければ魔道士系のジョブにうたうを付けるか、吟遊詩人に魔法系のアビリティをつけて魔力を増やしてやれば何割か威力を底上げできるはず。うたう自体には魔力補正がないので魔力の低いジョブには向かない。よってパーティ構成はナイト一人に歌う係が三人というのが最適となる。

ジャ〇アンリサイタルの三重唱(トリオ)で倒す……というわけではない。連想するやつはいるだろうが。

後者は忍者にダンシングダガーと魔法剣対応で強力な武器を装備し魔法剣ブリザラ(あればブリザガ、裁きの杖を使うならブリザドでも可?)を発動し味方にバーサク状態にしてもらう、という手。この戦法だと攻撃の忍者、守りのナイト、白魔法と時魔法を使う人(レビテト・猛毒治療と裁きの杖によるプロテス解除役なのでそれらが不要・代用可なら自由枠)、調合を持たせたシーフ(バックアタック防止、忍者の後に行動するのがベストなので重さの高い装備を推奨)という組み合わせ。二刀流剣の舞なら敵のカウンター回数が1回(つまり二回攻撃)で済む。左手を魔法剣非対応の円月輪にすれば0ダメージでカウンター封じになるが、ミスした時(踊るが出ないときなどにあり得る)は普通にカウンター亀の甲羅が飛んでくるので確実性に欠ける。ただし旧スマホ版ではカウンター封じは不可。そもそも防御力を下げても(プロテスを解除するのは可)カウンター封じは成立しなくなる。そのうえ防御力を下げてしまうとダンシングダガーの踊るで発動する二人のジルバでHPを逆に吸収される(下げなければ0ダメージなのでアンデッドで反転してても問題なし。)問題点としては(防御力を下げなくても)ミステリーワルツが発動するとMPが削られる。少しでも削られる量を抑えたいなら、僅かだが力が高く魔力が低い男衆を攻撃役にするといい。安定のために踊る・剣の舞の発動率を上げたいところだが……少々難しい。剣の舞やバーサクの推奨理由は純粋な物理攻撃力を増やしているので強力になりやすい点。ちなみにバーサクは守りのスキを作らないためにも有用。さらに火力を高めるなら力を増やす防具やアクセサリをつけるといい。物理は魔法に比べ基礎能力値の影響が出やすいのでこの手の装備は攻撃を受けることを考えなければ長く使える。そしてギルガメが何度でも出る関係上必須な持久力だが、レクイエム戦法では状態異常と守りを固めるまでのダメージだけ気にすればいいのだが二刀流(以下略)戦法ではそれに加えて攻撃役のMPとバーサク用のMPまたは調合素材も気にする必要がある。個人的なおすすめはMP回復とバーサクを兼用できる調合。最速ではバーサクが入手できていないうえ、バーサクをかける調合はヘイストも一緒にかかるものがあるのでDPSが高まるメリットもある。

戦法を絵にするとこんな感じ。二度剣の舞が出れば決着はつく。

攻め手は他にもいろいろある。剣の舞以外にも必中で魔法剣が乗る攻撃は狙うや乱れうちなどがあるが、これらはコマンド入力が必要な(=バーサクが使えない)のとカウンターが二回(=四回の亀の甲羅)来る点に注意。味方3人にリフレクを張ってケアルガやブリザガを全体がけ反射で反撃を封じつつ(旧スマホ版以降では反撃を封じられないので注意)攻めるとか。こちらのレベルの下一桁が7なら調合(聖水+毒消し)または英雄の薬でレベルを+10することでレベルを57まで上げて8倍化ゴブリンパンチを叩き込む。調合なら忍者にツインランサーを二刀流させることで、英雄の薬なら飲むと青魔法を付けて「エクスカリパー」または裁きの杖を装備、防具やアクセサリを力アップ系で固めれば、8倍化ゴブリンパンチがカンストする。

ちなみにバグもいくつかあり、SFC版での隠れて攻撃をからぶらせて一時的に無敵になる代わりアイテムがバグるやつとか、PR版での二人のジルバ、ミステリーワルツが防御力を下げていなければ即死技と化すバグ(修正済み)とか。戦法はともかくここは大金を稼げるので必要なだけ稼ごう。もっとも最速ではきついかもしれないが。実際自分も会えなくなる時期がわかってからも最速ではやらなかった。

次回はケルブの村から……


脚注・考察

※1 ファイナルアタック対策・番外……レビテトなしで地震に耐えたいなら、低確率で有効な黒の衝撃でレベルを調整して「レベル2オールド」を当てて老化状態にして魔力を下げれば行けるが、手間と運の要素が強い。

※2 召喚魔法「ゴーレム」……入手はもう少し後。呼び出したゴーレムが自分のHPが尽きるまで味方全員を物理攻撃からかばってくれる。HPは術者のレベルに比例して向上する。レベル99のHPはレベル1の約6倍。HPを超えた分も引き受けるが召喚状態は解除される。少々特殊な仕様があり、かばわれたキャラの混乱・眠り・歌う状態を解除する。かけなおしはゴーレムが倒れないとできないが、旧スマホ版では倒れる前のかけなおしが可能。

※3 ボーンメイル……最高の防御力を誇り毒属性を吸収し冷気属性を半減するうえ、猛毒・暗闇・混乱・バーサク・老化・即死に耐性がある。その代わり、体力-5で炎・聖属性が弱点になりアンデッド特性を得てしまう。通常のアンデッドの特性と違いドレイン系を撃たれた時に効果が反転するなどの特性がある。戦闘不能からの復活ができず回復魔法が害になる、おまけに最強装備で勝手に装備されやすいと、普通のプレイでは使いにくい。回復するには属性吸収やドレイン・デス・ホワイトウインドあたりの手段しかない。あとは白魔法などでリジェネをかけることはできないので自動でリジェネになるアクセサリーを装備する手。天使の指輪とのコンボで戦闘不能時にゾンビ化攻撃を食らって蘇生できるが、旧スマホ版では天使の指輪を装備せずに聖水を使うことで蘇生できてしまう。逆に装備すると蘇生不可。このように複雑な仕様がある。

※4 げんじのこて……呪い装備を除けば最高の物理防御力を持つアクセサリ。カエル化と麻痺に耐性がある。もう少し先のボスから盗める。

※5 白魔法「ディスペル」……基本的に有利な状態異常を解除するが、状況次第なバーサクや不利な異常のスロウ・ストップも解除できる。ただし一部モンスターの常時リフレクと常時バーサクは解除できない。

※6 さばきのつえ……最強の杖。聖属性を強化し魔力+3の必中武器。装備して無限にディスペルを使える。表示上と実際の攻撃力に差があり実際の攻撃力は表示の3/4。魔法武器なので魔法防御力で減衰し隊列や乱れうちによる威力の減衰もない。GBA版まではジャンプ(槍のみ2倍)・ためる(魔法武器以外2倍)・「ぶんどる」(たたかう+盗む)・剣の舞(4倍)が全て攻撃力2倍の効果に変貌する。旧スマホ版以降では実際の攻撃力が表示の1.5倍になるかわりコマンドによる2倍化はできなくなった。入手手段が全て通常枠を持つ敵のレア枠の盗みのみなので入手が難しく存在を知らない人もいるかも。

※7 重さの影響……おおむね重さが8増えると素早さが1下がるに等しいバトル開始時のゲージ量の補正を受ける。防具にしか設定されていなかったがPR版でなぜか一部の特殊な武器にのみ設定された。いかにも重そうなハンマーや斧なんかが重さ0なのは納得がいかない……

※8 踊る・剣の舞の発動率……そもそも後者しか上げれず、忍者はその類を装備できないうえ他の装備できるジョブにすると二刀流魔法剣が両立できない。すっぴんなら可能ではあるが忍者をマスターする必要がある、と手間が多い。

※9 ダメージ計算式……攻撃力とランダムな数を足したものから防御力を引いたものに倍率をかけて決定されるため。剣の舞は攻撃力と倍率をそれぞれ2倍し、バーサクは攻撃力を1.5倍する。ほかの手段はほとんど倍率のみが上昇する。

※10 バーサクの守備的運用……どういうことかというとナイトにコマンド入力順が回ることでまもりは解除されるので、ナイトがまもり中に他のキャラのコマンド入力画面で放置することでまもりが切れず、攻撃はバーサクに任せる事が可能になる。

※11 継戦能力:MPと素材……MP回復の手段はシンプルに考えるとエーテルとテントだが、前者は回復量が少なく後者は全員のHPとレビテト状態も回復するのでかばうで守る手法には支障をきたす。となると敵から吸収する手だがこちらもHP吸収する可能性がある。調合ならバーサクは聖水+乙女のキッス(この組み合わせならヘイストと分身もかかる)、MP全回復はハイポーション+エーテルで行えるので長くこもるならたっぷり買っておくこと。あとは状態異常を防御しないなら「どくけし」も買っておく手もある。

※12 DPS…………Damage Per Secondの略。毎秒あたりのダメージ量の意で、要するに威力が高くても一回使うのに時間がかかったり当たりにくいなら下がる。これが高ければ安定した高火力であると言える。

資料

記憶があやふやな点、未プレイのハードでの内容などの部分を書くのに次のサイトを参考にしてます。(アドレスは頭のh抜いてます。)

・ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki(ttps://wikiwiki.jp/ffdic/)

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移り気な人

その名の如く趣味の対象が安定せず、新しい事を始めても長続きしにくいです。投稿は長続きさせたい…… 趣味:web閲覧・読書・ゲーム・アニメ……要するに『お話』を見る事 現在のマイブーム:スパロボ系(PS2、PSP、vitaのソフトのみ所持)

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