雑記・ゲーム編・その2(第15回) ファイナルファンタジー5

※ ネタバレを含みます。長いため複数回に分割していて、これは15回目です。


前回は飛竜の谷クリアまででした。今回はバル城に戻ってからです。

バル城

バル城に帰ってもエクスデスの手下だと疑われて入れない(まあ門は絶対に開けるなって言ってたし)のでガラフの知る秘密の通路から城内に戻ることに。秘密の通路とは堀から城内の水路へとつながる配管の事。この時バッツだけきょろきょろして飛び込むのをためらうあたりまだ高所恐怖症は治ってない模様。飛竜・飛空艇・ロンカ遺跡と散々高いところに行っているのに……。とにかく飛竜のところへ向かうのだが、この時クルルが寝込んでいるのが見える(兵士も言う)ので声をかけるとギードが呼んでいるという。テレパシーを無理に受け取って体調を崩したのだろうか。700年を生きクリスタルの破壊を予言したギードに会うためには空を飛ぶ必要がある。というわけで取ってきた飛竜草が役に立つわけだが、嫌がって食べてくれない。バッツは魔物化した飛竜草によって絶滅させられかけているのを分かって食べないんだろうと言うが、私的には目の前で他の飛竜が飛竜草で死ぬのを見たのではないかと思うが……。ともかく飛竜の重傷を治すには飛竜草を食べさせるしかない。そこでレナは自分で飛竜草を食べてみせて安全性を証明するという手に出る。一見まっとうなこの方法だが、飛竜草は飛竜には薬でも人間には猛毒なので危険な方法だ。レナの献身もあり、無事に傷をいやした飛竜だがその目の前でレナは倒れてしまう……このほうがかえってショックなのでは?それにしてもレナは北の山の時といい、飛竜と飛竜草が同時に絡むたびに原因は違えど倒れるという変な運命にあるような? そしてレナが倒れたのを感じ取ったのかクルルまで駆けつけてくる。飛竜草を食べたことを知ってその毒を消す薬を持ってくるあたり、テレパシーを離れた場所の物事を聞き取るのにも使っているのだろうか?それとも勝手に色々受信してしまう体質なのだろうか?この後またクルルが倒れるあたり後者のように思えなくもない。そして飛竜に乗ってギードの住処に向かうとエクスデスによって島が沈んでしまう。バッツたちは飛竜が水中から飛び立って助かった。この時のエクスデスは「わたしにさからう者はこうなるのだ!!」と言っているが、バッツたちを指しているならとんでもない監視網があったうえで切り抜けられ追撃もない(もしくは死んだと思って監視を外した直後に生還された)ということになるので多分こっちではない。つまりギードを指しているのだが、ギードが海に沈められた程度で死ぬと思っていたのだろうか……?かなり見積もりが甘い。

飛竜草が飛竜には良くても人間には毒なのは、アボカドが人間には良くても鳥・犬・猫などには毒になるのを思い起こさせた……。

サーゲイト城

そしてこれで行き先が無くなるのだが、バル城の兵士の一人が言っていた「サーゲイト城のゼザ王が船団を率いてエクスデスのところに攻め込んだ」という情報を覚えている人は船団を探せばいい。そうでない人はうろついて船団か、行ったことのない場所を発見するという形になる。ただし船団に降りるとしばらくよそには行けなくなる。その前にサーゲイト城(なぜか入ってすぐが謁見の間になっている不思議な構造)を訪れることができ、そこでもゼザ王の出陣の話が聞ける。サーゲイト城はギードの住処から西にある。最初門番の兵がガラフの事を知らなくて緊張状態になりかけるが、最終的に城の中の物資は自由に利用していいという許可が近衛兵から出る……がいいのかそれ?まあ、ゼザから何か言われていたのかもしれない。ゼザの書いた本を読むと、昔暁の戦士たちがよく歌っていたらしい「すばやさのうた」が覚えられる。店の品ぞろえは武器屋のみ他所では入手しにくいものが多いのだが、グレートソードは一本だけならバル城で拾え、「ヘヴィランス」はジャベリンを盗んでいれば不要で、あとは「びぜんおさふね」(備前長船)と猛毒状態付与の「ポイズンアクス」である。どちらも同種類の武器の中ではこの時点での攻撃力トップだが、刀は特殊効果付きの風切りの刃のほうが目立ち、斧は次のダンジョンでレア盗みでも入手可能という感じ。複数必要だったり、コレクターの方はどうぞ。この城には図書館もあり、1000年以上前の古い本もあるという。あとはレビテトがあり、これは図書館の本の片づけを手伝った後に行けるエリアにある。またそのエリアでは魔道士に竜剣の組み合わせを薦める本があったり、北にある山に囲まれた湖のあたりで巨大な瞳ににらまれたと話す爺さんがいたりする。しかし本の筆者はクリスタルに選ばれてジョブチェンジができていたのか、それとも他ジョブの一部アビリティを使えるようになる方法が昔は存在したのだろうか?それともただ両方の道を修業したとか?

素早さの歌と同じような効果がFFタクティクスの応援歌。タクティクスでは応援系は素早さアップだが他作品は攻撃力アップが多かったはず……。力より素早さの方が個人的にはありがたい所。

ゼザの船団

ゼザの船団の一番大きな船に降りると兵士たちに囲まれそうになるがガラフのおかげでゼザと話せる。王が性に合わんと話す暁の4戦士の二人、兵の前でそれはいいのか?まあ付き合いの長い者同士のジョークだと分かる兵士たちしかいないタイミングだったのかもしれない。エクスデス城へ乗り込むための手は打ってあるが、その前に休んでおくように言われていったん会話は終わる。周囲の兵士たちは一つでもバリアの塔を壊せばバリアは解除できて、そのためにこの船団を囮にした作戦があるようなことをいう。船内の他の兵士にも話すと海底トンネルを掘っているということだが……。一休みするとBGMがビッグブリッジの死闘に変わり魔物の襲撃がある。甲板に出るとイベントがありワープしてきた魔物たちに挟み撃ちを食らうが、船尾側のリーダーらしき魔物はゼザが相手をしてくれるので、ガラフたちは船首側のボス……どう見てもギルガメッシュ……を相手にすることになる。うろついている敵にこちらから接触すると戦闘になる。ガブルデガック1体固定だが、ゴブリンパンチ以外特筆するものはないのでレベル24の人は気を付けるくらい。船首で動いてない奴を仕留めると、ゼザが船から船へ飛び移りながら雷魔法でザコを蹴散らしつつ戦っているのが見える。そして船首にいるギルガメッシュに話しかけると戦闘中なのに大自然に浸っている……部下もいるのに何やってんだコイツは。そして3度目のギルガメッシュ戦だがミサイルで割合ダメージを与えたりデスクローで瀕死+麻痺にしてくるのに注意しておけば撃破に問題はないだろう。なんならボス特性こそあるが即死耐性がないのでキラーボウや黒の衝撃からのレベル5デスなどで即死させられる。コイツの特徴は二つ。源氏の小手を盗めることと、HPを3000くらい削るとエンキドウを呼ぶことである。前者はここでしか取れないのできっちり盗んでおくこと。自分も知ってからはしっかりとってた。エンキドウは登場時などにホワイトウインドで全員のHPを回復するうえ、かまいたち・吸血などでうっとおしい攻撃を仕掛けてくる。ただし耐性面はギルガメッシュと同レベルでHPも半分以下と耐久面はなんてことはない。盗める物も大したことはないので呼ばせずに倒すという手もあるのだが、戦闘中のイベントが変になり図鑑登録も不可に。呼ばれたときは……ギ「おそかったなあ?」エ「あの じいさん えらく てこずらせやがって……」ギ「てあてをたのむ!」といういかにもゼザがやられたかのようなセリフを吐くが、多分遠くまで誘導して振り切ってギルガメッシュのところまで来るのに苦労した、くらいの意味だろう。なおギルガメッシュが倒されるときは「エンキドウ! あとはおまえに まかせたぜ!!」というセリフを言って逃走する(エンキドウを呼んでなくても言う。即死系で倒すと逃げはしないし、ゴールドシールドを落とす)のだがエンキドウが倒されていると「ありゃ…… エンキドウ…… おいてけぼりは なしだぜー!」とやや間抜けなセリフが追加される。みんながみんなお前みたいに逃げ足が速いわけじゃないんだぞ。そして(場合によっては逃げたはずなのに)道連れにして海に落とそうとしてくる。上手く掴まって持ちこたえると、お前だけ汚いぞー!と無茶苦茶言いながら流されていく……鎧着てても浮けるとはすごいな。持ちこたえられなくなりそうなときに飛竜が助けてくれる。そしてゼザと共に反撃に移るのだがその手段とは潜水艇である。潜水艇で(おそらく)海底洞窟に行きそこからバリアの塔までのトンネルを掘りぬいていたのだ(空気の無い所で掘れないと思うので……)。そこから突入して塔を破壊する作戦だったのだ。つまりバリアは地中や水中はカバーできていないという事だ。

こんな色ではないがよくこんなの作れるな。耐圧構造が甘いと深海でぺしゃんこになるし、長く潜ってるための酸素の確保もどうやってるのやら……。前者は防御系魔法、後者はアイテム袋をベースに改造したのだろうか……?

次回はバリアの塔から……


脚注・考察

※1 飛竜草の解毒薬……しかしこんな薬が作らずとも置き薬になっているあたり、以前に飛竜草を食べたやつがいたということに……それとも店売りの毒消しやポイゾナで治る程度のものなのか? いやそれならバッツたちが普通に治して終わりだからやはり特殊なものではあるのだろう。可能性としては飛竜が食べないことも予測していてクルルが用意していたとか?それだと自分がやろうとした無茶をレナが先取りしたという事かも……。

※2 水中から飛び立つ飛竜……無理をして二度とできないことをしたのでなければ、野生の飛竜は水鳥のように魚を食べていた可能性があるという事ではないだろうか。最も人が四人乗れるサイズの体を維持するなら相当大きいもの(陸上生物も含む)を食べていたと思うが。

※3 すばやさのうた……歌っている間全員の素早さが99までゆっくりと上昇し続ける。戦闘不能者(石化なども含む)は対象にならず、歌の途中で戦闘不能になったキャラを復活させても対象にならない。GBA版までは歌ってる最中にゾンビになっても中断されない(歌いながらゾンビ行動をする)。旧スマホ版で(悪用できるものも含め)バグはおおよそ治ったうえに力魔力素早さのドーピング上限が255になってしまったのでますます凶悪に。そこまで上げる間に攻撃で中断される問題はクイックで解決できてしまう。詳しくはクイックの時に。とこれらの特徴は他のバフ系歌も同様。長期戦になればヘイスト状態よりも効果が高いうえ相乗効果がある。三種類の素早さも倍率計算に参照する武器が強化される。三種類のうち複数入手が可能なのはギヤマンの鐘のみ。基礎攻撃力が低すぎて魔法防御の低い敵にしか火力は出せない。

※4 潜水艇などの技術……なんとなくのイメージだが、(まだ先の話だが)海溝まで潜れる潜水艇と(最大でも)人の生存できる空気のあるレベルの高さまで飛ぶ飛空艇だと前者のほうがすごそうに感じる。だって現代でも海溝探査は無人艇がやってなかったっけ?……サーゲイトの技術力はよそをブチ抜いてません?まあバルの方の技術は異世界への隕石だと考えればバルのほうがむしろ上なのか?でも30年前の時点で隕石移動ができていることを考えるとバルはあまり進歩してない……?もしくはバルは魔法寄り、サーゲイトは科学寄りという対比なのかも。

資料

記憶があやふやな点、未プレイのハードでの内容などの部分を書くのに次のサイトを参考にしてます。(アドレスは頭のh抜いてます。)

・ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki(ttps://wikiwiki.jp/ffdic/)

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移り気な人

その名の如く趣味の対象が安定せず、新しい事を始めても長続きしにくいです。投稿は長続きさせたい…… 趣味:web閲覧・読書・ゲーム・アニメ……要するに『お話』を見る事 現在のマイブーム:スパロボ系(PS2、PSP、vitaのソフトのみ所持)

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