実はドイツ菓子の影響を受けたフランス料理
皆様も、「キッシュ」という料理をご存じでしょう。
パイやタルト生地の器の上に、卵液のアパレイユとベーコンとチーズとほうれん草などの具を入れてオーブンで焼いたおいしい料理です。

キッシュの画像
筆者も生粋のフランス料理だと思っていたのですが、
最近になって何気なく検索で調べてみると、ドイツの国境付近で生まれた、ドイツ文化の影響も受けている料理だという事がわかりました。
「キッシュ」という言葉も、ドイツ語の「クーヘン」がロレーヌ地方の方言風に訛った呼び方なのだそうです。
そういえば、「キッシュ」の正式名称は「キッシュ・ロレーヌ」なので、国境の地域だという事に気が付かなかったのはうかつでした。
キッシュという料理は、もともとパン店のまかないとして作られたもので、生クリームと卵と豚の燻製を残ったパン生地の上に載せてパン焼き窯で焼いたものが発祥、といわれているそうです。
今は、その頃のものより軽いレシピで、卵と牛乳の液体とベーコンや野菜などの具を入れて焼いたものとなっております。
アレンジがしやすい料理なので、各家庭やいろいろな街のカフェやビストロによって、オリジナルのレシピがあるそうです。
キッシュの変遷
現在は、フランスの女性も忙しくなっているので、タルトやパイでできた器を省いた「皮なしキッシュ」をつくっている人もいる模様です。
そして、日本に到着したキッシュという食文化は、日本人向けにアレンジされて、今は和風キッシュもあるそうです。
おいしいものに国境はないということなのでしょうか。これからこの料理がどんなふうに発展していくのか、見てみたいと思います。
「キッシュ」について
