大昔に出会った素朴なフランスの家庭菓子
「ガトー・ヤウー」。フランス語で「ヨーグルトのケーキ」という意味になります。
筆者がこのケーキのレシピに出会ったのは、約30年前になるでしょうか。

焼き菓子の画像
当時は、ヨーグルトを使ったケーキというのが目新しく感じられ、何度も作ったものでした。
ブルガリアから到来したレシピ?
そして、それから10年ほど後になるでしょうか。偶然、「ブルガリア料理」の本を入手し、読んでいると、「ケクス・ス・キセロ・ムリャコ」こちらも日本語に訳するとヨーグルトのケーキ、と呼ばれるものが掲載されておりました。
配合もどちらも似通っていたのですが、ブルガリアのものは卵を泡立てていたのが相違点と言えるでしょうか。
ここから、もしかすると、「ガトー・ヤウー」は、ブルガリアから伝わってきたレシピがフランスに定着したものではないか、と筆者は推測し、フランス大使館の文化官に問い合わせてみましたが、「そのような事実は確認されない。」という返事が返ってまいりました。
とはいえ、筆者が調べてみると、この「ヨーグルトのケーキ」は、1950年代から作られるようになったもので、そのころ、フランスにはブルガリアから多くの移民が来ていた、という事実が確認されました。
状況証拠はあるように思いますが、この仮説を裏付けるような説を唱えているお人は、ネット上では見受けられません。
なにか私の推測を肯定するか否定するかしてくれるはっきりした文献はないものかと、今も探しております。
ガトー・ヤウーのレシピ
